アラントインの効果効能と副作用

「肌が乾燥して痒み（かゆみ）がとまらない」
「アトピーによる痒み（かゆみ）で夜もぐっすりと眠れない」
「ニキビ・ニキビ跡が気になる」

このような症状に悩まされることはありませんか？

そんなあなたに知っていただきたいのが、肌悩みの味方である「アラントイン」という成分です。

ここでは、「アラントインとは何か」というところから、「効果効能と副作用」「アラントイン配合のおすすめスキンケア化粧品」をご紹介していきますので、ぜひ化粧品選びの参考にしてみてください。

アラントインとは

天然のアラントイン

「アラントイン（語源=羊膜・アラントイス）」は、19世紀頃に「牛の羊膜分泌液」から見つけ出されたことからはじまり、「コンフリーの根や葉」「小麦などの穀物胚芽」「カタツムリ粘液」などの「天然植物・穀物・生物」から抽出される成分として知られています。

形状としては「無味無臭」の「白色粉末状」です。

合成によるアラントイン

「尿素」から合成されることでつくられる「アラントイン」も存在します。この場合も、「無味無臭」の「白色粉末状」である形状に変わりありません。

アラントインの化粧品への応用

以前、「天然アラントイン」である「カタツムリ粘液」を原料として使用した「美容クリーム」が注目を集めたことがありますが、他にも「育毛剤・化粧水・ベビーパウダー・美容液」などの「化粧品（キュレルなど）」や「ニキビや痔の治療薬・目薬・軟膏」などの「第二類・第三類医薬品」、「歯茎・歯周病対策歯磨き粉」などの「医薬部外品」へと応用されるなど、私たちの身近な製品として幅広く存在しています。

尚、「化粧品」に「アラントイン」を混ぜ合わせる場合は、「アルカリ性」に反応させると分解されてしまう恐れがあるため、「弱酸性」でなければ効果を存分に活かすことができません。

アラントインの効果効能と副作用

傷の早期修復・肌荒れ改善・美白への効果効能

「アラントイン」には「炎症抑制・鎮静作用」「組織修復作用」があるため、仮に肌上で「ニキビ・吹き出物」などの炎症を引き起こしても、「ニキビ跡」として残らないように可能な限り「肌荒れ改善・予防」の働きかけをしてくれます。

もちろん、「アトピー湿疹や傷の治療・修復」にも最適！

また、「アラントイン」自体に「美白成分」があるとは公認されれていないものの、古くなった「角質・細胞」に含まれる「メラニン」をごっそりと落とすような「新たな肌再生力」も秘めていることから、多くの女性の方の悩みでもある「シミ・色素沈着予防=美肌対策」として、非常に効果的であるのです。

アラントインの副作用

「アラントイン」による身体への「毒性・害」は、ほぼありません。

そのため、「アトピー肌」や「敏感肌」でも安心して使える、「副作用・アレルギー反応」のない非常に安全性が高い成分であると言うことができます。

ただし、よりナイーブな目などに直接入ってしまうと「ヒリヒリとした刺激」を与えてしまうので、その点には気をつけるようにしましょう。

アラントイン原料粉末による手作りコスメの注意点

「アラントイン」は「10gあたり約300円の原料粉末」としても販売されていることから、水系のベースに溶かして「手作り化粧水」を作る方もいらっしゃいます。

ところが、「アラントイン」は薬用の成分です。あまり詳しい知識をお持ちでない場合は、「手作り」よりも「市販の低刺激な化粧品」を購入すると良いでしょう。

アラントイン配合の化粧品

顔・フェイシャル用化粧品

[1]新蘇生化粧水（新蘇生・shinsosei）

「新蘇生・shinsosei」で大切にしているのは、「食べることも許されるほどの無添加化粧品」をつくりあげるということです。

そのため、各スキンケア化粧品には「アカシアはちみつ・発酵米ぬか・生ロイヤルゼリー・黒砂糖」がベースとされている、「100%完全無添加」のものばかり。

天然・自然の力が、あなたの肌の「生命力」として「潤い」「なめらかさ」をしっかりともたらしてくれますから、「新蘇生化粧水」を毎日コツコツと使い続けることでさらに「理想的な肌」へと導いてくれますよ。

全身・ボディ用化粧品

[1]パンパニ ローション（ぷれままサロン佐伯）

京都の看護師さんの豊富な経験や知識によって開発された「ぷれままサロン佐伯」の「パンパニローション」は、「よもぎボディケア・スキンケア化粧品」のパイオニアです。

気になる部位に 直接塗布することで、よもぎならではの保湿力とさわやか成分が、「アレルギー」「乾燥」「妊娠中・産後特有」の「どうにもならないほどの痒み（かゆみ）」をスーッと和らげてくれます。

「医療機関で処方されるステロイドが苦手」「夜もなかなか眠れない」という方にもおすすめ！余計な添加物が一切含まれていないので、「赤ちゃん」から「大人」まで家族みんなでシェアして使うことができますよ。

まとめ

ここまで「アラントイン」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか？

「傷の早期修復」「肌荒れ改善」「美白」の3拍子揃った効果を得られる「アラントイン」を含む「化粧品」や「医薬品」は、ドラッグストアやインターネットで多数販売されていますが、特に「スキンケア化粧品」に関しては毎日取り入れるものですから、成分にはこだわりたいところですよね。

今回ご紹介した2商品は、世代問わずに安心してご使用いただけます。「肌荒れ」「身体の痒み（かゆみ）などにお悩みを抱えている方は、ぜひお試しになってみてください。

ただし、「アラントイン含有の化粧品・医薬品」を使用中にに異変が生じた場合は、すぐに医師・薬剤師の方に相談するようにしましょう。