プーアル茶の効果・効能4選【ダイエット・便秘解消】|飲み過ぎは下痢に注意?
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「ダイエットなどに効果的!」と、女性の間で話題を呼んでいる「プーアル茶」。
最近では、コンビニなどでも目にするようになってきましたね。
それほどに、注目を浴びているという証拠とも言えます。
ここでは、「プーアル茶の便秘解消・ダイエットなどへの効果・効能」「効果的な飲み方」「飲み過ぎによる下痢などの副作用」「妊婦(妊娠中)への影響」などについてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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目次
プーアル茶とは
プーアル茶
「プーアル茶」の名は、「中国雲南省・普洱(プーアル)地区」によるもの。
「雲南省・雲南大葉種」という品種から採取される「茶葉」の「まろやかな甘み・香り・味」「セピア色」が印象的な、「黒茶の一種」です。
「黒茶」に属する「プーアル茶」は、「茶葉」に熱を加えて「酸化酵素」の働きを止める作業(殺青)後、「茶葉」を手で揉んで成形する「揉捻(じゅうねん)」を行い、その上で「多湿状態」に「茶葉」をさらして「黒麹菌」「微生物」を繁殖させる「渥堆(あくたい)」という作業に入ります。
この「渥堆(あくたい)」を行うときの環境によって「空気中における微生物の種類」が異なることから、「プーアル茶」は製造場所によって風味に違いが出やすいと伝えられてきました。
「渥堆(あくたい)」後は、「茶葉」を乾燥させれば完成。
上記のような「発酵」という過程によって「脂肪分解」「消化促進」への作用が導き出され、特に「油分の多い食事」とともに飲むのが良いと言われています。
「プーアル茶」の形状は、主に「茶葉」を固めずにそのまま仕上げる「散茶」と「茶葉」を固める「固形茶(緊圧茶)」の2種類。
さらに、「固形茶(緊圧茶)」の場合は、「餅茶(へいちゃ・びんちゃ)」「沱茶(だちゃ)」「磚茶(たんちゃ)」「方茶」「竹筒茶」へと細分化されるので、以下、それぞれの特徴を参考にしてみてください。
固形茶(緊圧茶)の種類 | 特徴 |
---|---|
餅茶(へいちゃ・びんちゃ) |
|
沱茶(だちゃ) |
|
磚茶(たんちゃ) |
|
方茶 |
|
竹筒茶 |
|
栄養成分|カフェインやタンニンは?
「プーアル茶」には、「カフェイン」「タンニン」が含まれますが、これら以外にも「後発酵」ならではの働きにより「脂肪分解酵素=リパーゼ」が発生し、体内における「余分な脂肪」の「分解・排出」を効率的に行ってくれます。
さらに、配合されている「熟成重合カテキン」という成分にも「脂肪吸収抑制効果」があり、「ダイエット」「ダイエットのリバウンド」も防いでくれるというから嬉しい限り。
他にも、「リパーゼ」を活性化する「必須アミノ酸」、「エネルギー代謝」を促す「鉄」も豊富に含まれるので、「むくみ」「風邪」などの「予防」にも効き目が発揮されるでしょう。
以下、「プーアル茶」に含まれる「主な栄養成分含有量」となりますので、参考にしてみてください。
栄養成分 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 0kcal |
たんぱく質 | 0g |
食物繊維 | 0g |
糖質 | 0g |
脂質 | 0g |
ナトリウム | 0mg |
タンニン | 0~12mg |
カフェイン | 4~15mg |
※抽出条件:水2L/茶葉4g/沸騰後約3分間抽出
(参考:プーアール茶(ORBIS))
血糖値との関係
「プーアル茶」発祥の地である「中国」では、昔から「プーアル茶は糖尿病に効果的」ということが言い伝えられています。
では、一体どのようにして「効果」がもたらされるのでしょうか?
「糖尿病」というと、大きく分けて「1型」「2型」があるのですが、「日本」における「糖尿病患者」の場合、「2型」に該当する方が「95%」。
何と、「プーアル茶」もこの「2型」に対して大きな「効果」をもたらしてくれるのです。
実際に、「糖尿病治療中」の「2型糖尿病患者」に対して、「通常の糖尿病治療」を続けながら「プーアル茶」を与えたところ、平均で「約35%の血糖値」を下げることに成功し、その後も「40%」の方が「標準値」まで到達したとの報告もされました。
「プーアル茶が糖尿病に効果的であるメカニズム」については、現段階で明確になっていないものの、「成長した茶葉」がより多く含む「サポニン」が有効であるということは認められています。
また、「2型」の原因の1つは「血中における糖代謝不全」にあるのですが、「インシュリンが十分に分泌されない」「インシュリンが細胞膜にあるインシュリン受容体と結合できない」というところにも由来しており、これに対しても、「プーアル茶」に含まれる「多糖類」「酵素」が「膵臓・β細胞保護」「インシュリン分泌」「受容体とインシュリンの結合」を助け、結果として「糖代謝」が改善され、「血糖値上昇抑制」へとつながるというのです。
このように、「プーアル茶」は「血糖値抑制」に非常に有効に働いてくれますので、「糖尿病」「血糖値関係疾患」にお悩みの方は、「よりサポニンが豊富な熟茶プーアル茶」をお召し上がりになってみてください。
(参考:血糖値をさげる(プーアル茶の通販専門店-プーアルカフェ))
ウーロン茶やルイボスティーとの違い
まず、「プーアル茶」と「ウーロン茶」との違いについて見ていきましょう。
「プーアル茶」と「ウーロン茶」における大きな違いは、「製法」です。
「ウーロン茶」は「中国六大茶」の「青茶」に属し、「半発酵」で、「プーアル茶」は「黒茶」に属しており、「細菌発酵」でつくられます。
そもそも「発酵」というのは、「細菌」「カビ」などの「微生物」によって行われるため、厳密には「細菌発酵製法」が用いられない「ウーロン茶」の「青茶」や「緑茶」「紅茶」などは「無発酵」に値するのですね。
「効果」に関して言えば、双方に「リパーゼ」「重合カテキン(緑茶のカテキンよりも脂肪吸収抑制効果が高い)」が含まれていることから、「ウーロン茶」「プーアル茶」ともに「ダイエット」に有効。
ただし、「ウーロン茶」は「身体を冷やす性質」も有するので、「体内循環=新陳代謝」をより活発にするという点では「プーアル茶」を率先してお召し上がりになられることをおすすめします。
また、「ルイボスティー」は、「南アフリカ」でしか採取できない「貴重な茶葉」を「自然発酵」させた「お茶」です。
通常、「温暖地域」が産地となる物は「身体を冷やしやすい」と言われることが多いかと思いますが、「ルイボスティー」は「プーアル茶」のようにしっかりと「発酵」を経ているので、そういった心配はありません。
かと言って「直接的に温めてくれる」といった働きもないのですが、「プーアル茶」と同様、「新陳代謝」の活性化が図れるので、「血行促進」「デトックス効果」は抜群。
尚、「ルイボスティー」は、「ノンカフェイン」です。
「妊娠中で、カフェインが含まれるプーアル茶には抵抗がある」という方は、期間中「ルイボスティー」に置き換えてお召し上がりになられるのも1つの「美容健康法」と言えるでしょう。
どんな味?カビ臭いって本当?
「プーアル茶」は「カビ臭い」という話をよく耳にしますが、それは「質の悪いプーアル茶」を飲まれた方の感想であると考えてください。
このように「カビ臭い」と感じてしまうのは、「製造過程」において「水分調整」「攪拌頻度」のミスで「茶葉」へと十分な「酸素」が行き渡らず、「微生物増殖」に「偏り」が生じて「嫌気性菌」が優位に立っていることが、主な原因です。
本来の「適切な発酵」をされた「プーアル茶」であれば、「カビ臭い」というようなことは一切なく、「まろやかな甘み・味」を楽しむことができますよ。
(参考:なぜプーアル茶はかび臭い、クセがあると思われるのでしょうか?(雲瀾茶館))
プーアル茶の効果・効能
ダイエット・脂肪吸収抑制効果
上記でお伝えした「プーアル茶」の「後発酵」の作用によって、「脂肪分解酵素=リパーゼ」が発生し、「余分な脂肪・コレステロール」を「分解・排出」してくれるため、「肥満」「糖尿病」を予防する「効果・効能」が期待できます。
さらに「熟成茶重合カテキン」が「脂肪吸収」をしっかりと防ぐという働きもあることから、「ダイエット」や「ダイエットのリバウンド」への対策としても非常におすすめです。
便秘解消効果
「プーアル茶」は、「黒麹菌」を加えて「発酵」させて「独自の酵素」をつくり出すことから、「他のお茶」と比較しても、「便秘解消」への「効果・効能」が非常に優れています。
このことからも言えるように、「便秘解消」には「酵素」が重要なカギを握っているのですね。
ところが、一言で「便秘」と言っても、いくつかの種類があるということを知っていましたか?
つまり、「ある便秘には効果があった」としても、また違った部類の「便秘」には「変化が見られない」「逆効果」といった結果になることも大いに考えられるということです。
こうした、「数種類」の「便秘」の中で、「プーアル茶」が「効果・効能」を十分に発揮するとされているのは、「大腸運動低下」が生じ、正常な「排便」ができなくなるという「弛緩性便秘」。
「弛緩性便秘」の原因としては、「食物繊維不足」「運動不足」「過剰化するダイエット」などが挙げられます。
主な症状は、「肌荒れ」「食欲不振」「膨満感」なのであり、「最も一般的な便秘」と言えるでしょう。
「プーアール茶」には、「腸内環境を整える」ことで、「大腸運動促進効果」を発揮するので、こうした症状をひとつひとつ解決していってくれるのです。
また、「便秘薬」の大半は、このような「大腸刺激」を目的としていますが、その成分に「センノシド」「マグネシウム」といったものが使用されています。
実際、「便秘茶」と呼ばれるもののほとんどは、この「センノシド」によるもの。
中でも、「センナ茶」が有名ではあり、「即効性」が得られるのが大きな特徴です。
しかし、「センナ茶」の「センナ」は「医薬品指定」がなされているものであり、「過剰摂取」によっては「国民生活センター」が注意勧告するほどの「副作用」を引き起こす恐れがあります。
一方で、「プーアール茶」は、「センノシド」を一切含んでいません。
同じく「下剤」として用いられている「マグネシウム」は、有するものの「想定外の過剰摂取」さえしなければ、「副作用」が生じることはないので、安心してお召し上がりいただけますよ!
(参考:キャンドルブッシュを含む健康茶-下剤成分(センノシド)を含むため過剰摂取に注意-(独立行政法人国民生活センター))
利尿作用促進・むくみ解消効果
「プーアール茶」には、「ポリフェノールの1種」である「タンニン」という成分が、豊富に含まれており、「新陳代謝」を活発にしてくれる作用があります。
「むくみ」は、体内において「水分が異常に溜まる」ことで生じますが、「プーアル茶」を飲むことで「水分排出=利尿作用」が促され、「むくみ解消」への「効果・効能」が期待できるのです。
妊活(不妊・子宮)への効果
近年、女性の間では「不妊」に悩まれる方が増えてきていますが、こういった原因の1つとなっているのが、「冷え性」です。
もちろん、「冷え性」であったとしても、「妊娠・出産」を問題なく行っている方は多くいらっしゃいます。
しかし、「身体が冷える」ことで「子宮・卵巣」など「妊娠に関わる臓器」も冷え、「排卵異常」「月経不順」など「生殖器機能」に支障をきたすというのも事実として挙げられるのです。
これでは、「卵子成育」にも悪影響。
つまり、「妊娠」をするためには、まずは「冷え性」を改善させてあげるということが、非常に重要なのですね。
こうした、「冷え性改善」におすすめしたいのが、「プーアル茶」となります。
「プーアル茶」は、「血行」を良くして「新陳代謝」を活発化させる働きに優れていることから、「妊活(不妊・子宮)」への「効果・効能」が期待できると言えるでしょう。
プーアル茶のダイエットに効果的な飲み方
効果的な飲み方|飲むタイミングは食後or寝る前?
「プーアル茶の効果的な飲み方」は、「食事と一緒に飲む」ということ。「食後」でも、長い時間が経過していなければ、OKです。
「寝る前が良い」ということも耳にしますが、「寝る前」などの「空腹時」に飲むと、「胃壁に直接カフェインが付着する」ため、それだけ「大きなダメージ」を与えてしまうことに。
ですから、必ず「空腹時」だけは避けるようにしましょう。
「食事中」であれば、仮に「油分の多い食事」を摂ったとしても、「プーアル茶」を食事と同時に摂取することで、「脂肪吸収抑制」「脂肪燃焼」をしっかりと行ってくれますよ!
摂取量(飲む量)
「プーアル茶」には、「カフェイン」が含まれますので、この「カフェイン量」を軸に「摂取量(飲む量)」について考えていきましょう。
基本的に、私たち人間が1日に摂取しても良いとされる「カフェイン量」は、「健康な方」で「300~400mg」、「妊婦(妊娠中)」の方で「180mg程度」です。
「プーアル茶」に含まれる「カフェイン量」は、「生茶=20mg」「熟茶=15mg」(いずれも100mlあたり)となりますので、「健康な方」の場合、「1日における摂取量(飲む量)」の目安としては、「生茶=15杯」「熟茶=18杯」までとすると良いでしょう。
プーアル茶の口コミ|痩せた人はいる?
「プーアル茶がダイエットに効果的!」という話、「ダイエット実践中」である方であれば1度はお聞きになられたことがあるかもしれません。
でも、このうわさ、本当なのでしょうか?
ここからは、「実際に効果があった!」という方の口コミを掲載していきますので、ひとつひとつ見ていくことにしましょう。
今日から仕事(*´ω`*)
ササミの塩麹焼き
ワカメと玉ねぎのスープ炭水化物なし
プーアル茶効果で1日で
2キロ痩せた꒰ ´͈ω`͈꒱ pic.twitter.com/QzamxbcQir— りおな♡MTF♡♂♀ (@riona_mtf) 2018年1月8日
そいやあったかいプーアル茶飲んだら痩せたからやはり率先して飲んでいこう…。
— あくり (@kuri303) 2017年7月27日
痩せたー❤
やっぱり塩分摂りすぎだったよね!
プーアル茶効果もすごいのかも!— まぁにゃん♡ (@S2s2Yuu) 2017年10月10日
言ってくれれば半分くらい手伝ってあげたのに^_^; 20代の頃プーアル茶を濃くして飲み続けたら痩せたよ!ジャスミン茶も混ぜると飲みやすかった気がする。
— 佐々木晴康 (@ra_menrice2) 2016年8月12日
久々に会ったファミさんではなくわりとちょいちょい会ってたナカピーさんに「痩せた!?」って言われた^^;
1年半くらいで7キロ痩せました。
過度なダイエットはしてません。
時々楽しいことに熱中して食べるの忘れることはあるけど(^_^;)
プーアル茶がいいと思うよ♪
あと少しの運動。— しぃこt(*^m^*)g (@tmg_shi_ko) 2015年6月6日
@maipi_TVXQ26 まぢ!すご!私プーアル茶で二キロ痩せた!(笑)
— かっちん♥ (@haruchi2haruchi) 2012年7月29日
いかがですか?
「1日で2キロ痩せた!」という口コミには、正直私も驚きました。
「効果の現れ」については個人差があることと思いますが、普段飲むを「プーアル茶」に置き換えるだけで、あなた自身が「効果」を実感できる可能性は、非常に高いこととなるでしょう。
「ダイエット」以外にも、「新陳代謝活発化」など、「身体に嬉しい効果」が満載の「プーアル茶」ですので、ぜひ日常的にお召し上がりになってみてください。
プーアル茶の飲み過ぎによる副作用・注意点
下痢・腹痛(胃もたれ)・頭痛への影響|眠れないということはある?
現段階において、「プーアル茶」を飲み過ぎることによる「大きな副作用が生じた」という報告・実例はありません。
ですが、中には、「飲み過ぎ」による「下痢」「腹痛(胃もたれ)」「不眠(眠れない)」「頭痛」といった症状を訴えた方がいらっしゃいます。
実は、私もその1人。
これには、「プーアル茶」に含まれる「カフェイン」が関係しているのですね。
私の場合は、「寝る前」に大量に飲んでしまったので、「不眠(眠れない)」「頭痛」といった症状に見舞われてしまいました。
【プーアル茶の飲み過ぎによる症状の例】
- 下痢
- 腹痛(胃もたれ)
- 睡眠の質が下がる(よく眠れない・眠りにつきにくくなる)
- 胃もたれを起こす
- 貧血
- 頭痛
- めまい
- 血圧上昇
- 肌荒れ
- 不整脈
また、「プーアル茶」には「老廃物排出=デトックス作用」が期待できるのですが、これを狙って「飲み過ぎ」てしまうと、逆に「下痢」を招きやすいので要注意。
せっかく「プーアル茶」を飲んだとしても、「胃腸の調子」を悪くしてしまっては、本末転倒で意味がありません。
くれぐれも「過剰摂取」は控え、前述したように、「生茶=15杯」「熟茶=18杯」を目安として摂取していきましょう。
尚、「プーアル茶」は「ウーロン茶」よりも「発酵具合」が高くなっています。
もし、「ウーロン茶を飲んで下痢をしてしまった」という経験がある方は、「プーアル茶」自体が体質に合わないということも考えられますので、始め摂取される場合は、「少しずつ」お召し上がりになり、必ず体調を確認するようにしてください。
安全性|中国産は危険なの?
近年、「中国の食品」をめぐる多様なニュースが報道され、それに伴って「中国不審」が蔓延してきていますが、これら「食品」と同様に「プーアル茶」をはじめとする「中国茶」に関しても、「信用できるもの」は非常に少ないのが現状。
一体なぜなのかと言うと、「中国」の多くでは「農薬量管理」が徹底されていないことにあるのですね。
ですから、「プーアル茶」を購入されるときは、できる限り「無農薬」のものをお求めになるようにしいてみてください。
「農薬」が使用されているものの「安全性」は、残念ながら保証できませんし、「危険」であると言えます。
逆に便秘になった人もいる?
「プーアル茶を飲むと便秘になるのではないか?」と、懸念する方もいらっしゃるようなのですが、「プーアル茶を飲んで便秘になる」というようなことはありません。
むしろ「便秘解消」へと効果的に働きかけてくれますので、進んでお召し上がりになられることをおすすめします。
妊婦(妊娠中)が飲んでも問題ない?
「プーアル茶」には、「カフェイン」が含まれていますが、「妊婦(妊娠中)」の方でも、1日に「180mg程度」であれば、「カフェイン摂取」を行ってもよいと考えられています。
「摂取量(飲む量)」の項目で前述したように、「プーアル茶」に含まれる「カフェイン量」は、「生茶=20mg」「熟茶=15mg」(いずれも100mlあたり)となるので、「1日における摂取量(飲む量)」の目安としては、少し控えめの設定で「生茶=6杯」「熟茶=8杯」程度とすれば、問題ないでしょう。
ただし、「飲み過ぎ」てしまうと、「早産」「流産」「低体重児出生」へのリスクを高めることとなりますので、くれぐれも注意してください。
また、「妊娠中」は、「カフェイン以外」にも「タンニン」の摂取に気を配る必要があります。
「タンニン」には、体内の「鉄」と結合することで「タンニン鉄」へと変化し、「鉄分吸収」「葉酸作用」を阻害する働きがあるからです。
「鉄」は、「妊婦(妊娠中)」にとって非常に重要な「栄養成分」ですし、「葉酸」が不足すると「先天異常」を持った赤ちゃんが生まれる恐れも出てきますので、この点についてもしっかりと念頭に置いておくようにしましょう。
まとめ
ここまで、「プーアル茶の便秘解消・ダイエットなどへの効果・効能」「効果的な飲み方」「飲み過ぎによる下痢などの副作用」「妊婦(妊娠中)への影響」などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
「プーアル茶」は、「便秘解消」「ダイエット・脂肪吸収抑制」などへの「効果・効能」が期待できる、「後発酵」による「中国茶」です。
「効果的な飲み方・飲むタイミング」としては、「食事と一緒に」がベスト。「1日における摂取量(飲む量)」の目安としては、「生茶=15杯」「熟茶=18杯」、「妊婦(妊娠中)」であっても、「生茶=6杯」「熟茶=8杯」程度であれば大きな問題はありません。
ただし、「飲み過ぎ」ると「下痢」などの症状を引き起こすことがありますので、注意しましょう。
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