【ファスティングの危険性】下痢・頭痛・吐き気が出ても大丈夫?断食後の食事で死亡する恐れもある?
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近年、「美容健康」「ダイエット」への対策として大注目を集めている「ファスティング」ですが、「ファスティング中」には「好転反応」が付き物であり、「下痢」「頭痛」「吐き気」などの症状を引き起こすことがよくあります。
また、「ファスティング・断食後」に摂りはじめる「回復食」を怠ると、「死亡する恐れ」が出ると言われるほどの状態に陥ることがあるのも事実ですので、ここでは、「ファスティングによる好転反応」「回復食の重要性」などについてわかりやすく解説していくことにしましょう。
「ファスティング」に対して不安を抱えてらっしゃる方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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目次
ファスティングによる好転反応
頭痛・吐き気・嘔吐
「ファスティングの副作用」として、最も多い症状が「頭痛・吐き気」。
日常的に「規則正しい生活習慣」を送られている場合は、症状に出る確率も低くなっているのですが、「ファスティング初日」から「頭痛・吐き気」に悩まされる方もいらっしゃいます。
ですが、安心してください。こういった「頭痛症状」は、「しっかりとデトックスされている」という証拠です。
ただし、ひとまとめで「頭痛」と言ってもさまざまな因果関係が考えられますので、ひとつひとつ見ていくことにしましょう。
尚、「吐き気」が「嘔吐」につながるケースもあります。
とは言っても、「ファスティング中」の「胃」はほぼ空の状態ですので、「胃液」のようなものが出続けるだけです。
これに関しては、「薬漬けの日々」を送っている方に特に多く見られる症状と言えますが、「好転反応」のひとつでありますので、「身体の悪い部分が出ている」と捉えてください。
低血糖による頭痛
「低血糖による頭痛」は、「糖質摂取量」が減ることが原因で「ファスティング1日目の夕方」あたりから出始める症状です。
「頭がフラフラする」「気持ち悪くて力が出ない」といったものが、これに該当します。
この場合、「血糖値を上げる」ことで解決しますので、「マグネシウムが豊富な発酵飲料20mlを1:6の比率で薄めたもの」を飲んでみてください。
薬の使用過多・成分蓄積による頭痛
「薬」を頻繁に飲んでいらっしゃる方、特に「鎮痛剤系」を常備している方に起きやすい症状です。
一時的な処置としては、「含流アミノ酸サプリ(人工甘味料不使用)」を摂取するという方法はありますが、「それでもダメという」という場合、基本的には「耐える」しかありません。
とは言え、「2~3日」で治まることが多いですので、「ファスティング期間」を過ぎれば気にならなくなるでしょう。
ただし、専門家によるサポートを行っていない「独自のファスティング」で「寝込むほどの状態」に陥ってしまったら、即中断するようにしてください。
添加物蓄積による頭痛
日常的な食事の中で蓄積された「添加物」によって、「プロスタグランジンE2」という「ホルモン」が過剰にさようし、「頭痛・吐き気」といった症状が現れることがあります。
この場合、「含流アミノ酸サプリ(人工甘味料不使用)」「ヒマラヤ岩塩」を取り入れると、緩和されていくことが多いです。
ミネラル不足による頭痛
「腎臓」などが不調の場合、「ファスティング中」に「塩分」を摂取しないことで、「脱水症状による頭痛」を生じることがあります。
これに関しては、「ミネラル豊富な塩分」を摂ることで治まっていくはずです。
カフェイン・カゼイン・グルテンを抜くことによる頭痛
日頃から「カフェイン」「カゼイン(乳製品)」「グルテン」を摂取することが多いという方は、これらを摂らなくなることで「離脱症状としての頭痛」が生じます。
これに関しては「1~2日程」で治まっていきますので、辛抱するのが健全です。
プロスタグランジン過剰反応による頭痛
「ファスティング」によって「脂肪燃焼が高まる」ととで「プロスタグランジンE2」という「ホルモン」の作用が活発化されますが、このとき「体内に蓄積された脂質」の働きも過剰となることで、「頭痛」などが生じてきます。
この場合、「含流アミノ酸サプリ(人工甘味料不使用)」「マグマ塩」を取り入れると、緩和されていくことが多いです。
下痢
「ファスティングを始めた途端に下痢になる」という方、実は結構多くいらっしゃいます。
ですが、これも「好転反応のひとつ」でありますので、特に気にする必要はありません。
むしろ、「好転反応」によって「体内毒素」が「血液」にのりながら排出されている途中で、「臓器」に侵入して「下痢」が起こることは不思議なことではないのですね。
ですから、「毒素排出」に目途がつけば、必然的に「下痢」も治まっていくでしょう。
また、「ファスティング後」の「回復期(復食期)」にて「下痢」を訴えるケースもありますが、もし「黒色の下痢」であれば、「腸内の宿便が排出された」と理解していただいて構いません。
これは、「胃腸機能の停止後に固形物を与えた」ことで生じる「下痢」と言えるからです。
この場合も、時間とともに改善していくはずですので、「お粥」などの「消化に負担のかからないもの」を摂りながら「普通食」に戻していきましょう。
とは言え、「下痢」というのは非常に辛い症状で、「体力が奪われる」「ダルさが続く」ということも伴ってきますよね。
これが平日であると「仕事」にも支障が出るということも。
もし「下痢」が酷いなと感じる方は、「デトックス」とは別に、日々の水分摂取自体の「過剰さ」が原因となっているということが考えられます。
つまり、「摂り過ぎた水分のリセット」をするために「下痢」が起こっているということです。
もし、「私はそうかもしれない」と心当たりがある場合は、喉が渇かない程度に「水分の摂取」を抑えるなどをし、「水分摂取量調節」を行うようにしてみてください。
眠気|眠いという症状が強く現れることも
「ファスティング中」に生じる「眠いという症状・眠気」は、特に「2日目」になると強くなるという傾向があります。
これは、「エネルギー不足であるため余計なことに体力を消耗しないように」という全身からのメッセージですので、迷うことなくしっかりと「睡眠」をとることが良薬と言えるでしょう。
こういった「省エネ」の状態↓では、「グレリン」という「ホルモン分泌」により「成長ホルモン分泌」が高くなりますので、「アンチエイジング」への効果が期待できます。
生理が早まる
「ファスティング中」に「生理が早まる」というのは、これもまた「体内に蓄積された不純物」をデトックスしようという働きのひとつであり、「異常」というよりはむしろ「自然な現象」と言えます。
つまり、この症状が出るということは「ファスティングによるデトックス」がしっかりと行われている証拠。
もし、不安な場合は、「ファスティング専門家」にその都度相談するようにしてみてください。
蕁麻疹・アトピーの一時的な悪化
そもそも「アトピー」は「免疫力低下」を原因として生じる「症状」と言われていますが、その「免疫機能」の「80%」が「腸」によるものであり、「暴飲暴食」をすることでさらに「アトピー」は酷くなっていきます。
ですから、「胃腸」に休息を与える「ファスティング」は、むしろ「アトピー」に効果的。
「専門家指導」のもとで行っている「ファスティング中」に「アトピーが悪化した」のであれば、「一時的な症状である好転反応」にあたりますので、特に不安を抱えず、「体内に蓄積された不純物(日常的な食事・ステロイド塗布などによる)」をデトックスることに安心して専念していってください。
「ファスティング後にリバウンドした」はなぜか?
「ファスティング」は、「食べないことでカロリー制限をしている」というわけではありません。
ですから、曖昧な知識のままに「水」「栄養不十分な水分」だけで「ファスティング」に取り組むと、十分な栄養補給ができず、「身体の幅広い部位」において「不調な点」が出てきてしまいます。
これでは、仮に「痩せた」としても「筋肉が落ちて代謝が下がる一方」であるため、「リバウンド」が起こる恐れが非常に高くなることでしょう。
また、「リバウンド」するだけに留まらず、「骨密度の低下」「肌荒れ」などが生じていきますので、「ファスティング」を行うときは「専門家」の指導のもとで実践するようにしてください。
断食後の食事で死亡する恐れがある?|回復食の失敗に注意
「3日間以上」の「長期に渡るファスティング」を行うときに、必ず意識しなければならないことは、「ファスティング」を「準備期」「ファスティング期」「回復期(復食期期)」の「3期間」に分けて実践していくということです。
特に「回復期(復食期期)」は最重要。
この期間を甘くみると「死亡してもおかしくないほどの症状」を訴えることさえ考えられますので、これから記載する注意事項をしっかりと守り、くれぐれも取り返しのつかない失敗のないように注意していきましょう。
回復期(副食期)で注意すること|欲求に耐えずに進むと体に悪い
「ファスティング中」では、「特に辛い空腹がなかった」「空腹になんとか耐えられた」という場合でも、「ファスティング期終了後」の「回復期(復食期期)」になると、「早くおいしいものが食べたい!」との欲求にかられ、すぐに「普通食」に戻す方がいらっしゃいます。
ところが、「ファスティング」にて「胃腸などの消化器官」に休息を与えていたはずなのに、その直後に突然「肉・魚」「脂っこいもの」などを食べてしまうと、「ダイエット」であれば「即リバウンド」。
それ以外でも、「激しい腹痛・痢」など、とにかく「苦しい状況」に見舞われるのです。
中には、「ファスティング後にいきなりロールケーキ1本を食べて死にそうな思いをした」「家族への食事の準備中につい普通食をつまんでしまったら体調が悪化した」というケースもありますので、焦らず急がずゆっくりと慎重に身体を慣らしていってください。
失敗しない回復食|3日間ファスティングの場合
「回復期(復食期)」とは、「ファスティングを行った日数と同じ分だけの日にち」を有しますが、この時期における「食事のベース」となるのは、「お粥」と「お味噌汁」です。
特に、「ファスティング直後」の「1日目朝食」の段階では、「お粥」は早いと思いますので、「重湯」を取り入れると良いでしょう。
その後「お粥」に切り替えるタイミングですが、これに関しては「体調」との相談が必要。
「もう少し食べれそうかな?」と感じた場合は、「昼食」から「お粥」「お味噌汁(具なし)」のメニューをゆっくりと時間をかけてお召し上がりになってください。
「2日目」からも「お粥」「お味噌汁」をベースとすることに変わりありませんが、これらに「野菜」「きのこ」「豆類」などを「細かく刻んだもの」をプラスしていくことをおすすめします。
ただし、ここでも「ゆっくりとよく噛む」ということは怠らないことですが、もし「食事と食事の間に空腹を感じるようになった」のであれば、「野菜ジュース・スムージー」などを摂取しても構いませんよ!
こうして、「該当日数分の回復期(復食期)」を終えたところで、はじめて「普通食」を摂ることができるようになります。
とは言っても、これまでと同じく「消化器官に刺激を与えるような食事」は厳禁。
せっかくの「ファスティング」が逆効果となってしまいますので、この後も「バランスの良い食事」を心がけていきましょう。
以下に、「回復期(復食期)」における「おすすめの回復食メニュー」を記載しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【おすすめの回復食メニュー】
日数 | 時間帯 | メニュー |
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1日目 | 朝食 |
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昼食 |
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夕食 |
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2日目 | 朝食 |
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昼食 |
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夕食 |
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3日目 | 朝食 |
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昼食 |
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夕食 |
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まとめ
ここまで、「ファスティングによる好転反応」「回復食の重要性」などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
「ファスティング」の目的は、「体内に蓄積された不純物などのデトックス」です。
その際に、「下痢」「頭痛」「吐き気」などの症状が起こるということ自体、何も不思議なことではありません。
むしろ、「体内を浄化している」という証拠ですので、安心してください。
ただし、これは「ファスティング専門家」による指導のもとで行っているという場合に限ります。
もし、「独自のファスティング」で上記のような症状が生じたのであれば、「生命」に関わることさえ考えられますので、至急医療機関などに足を運ぶようにしてください。
また、「回復期(復食期)」に入った直後に「好きなものばかりを大量に食べる」などといったことを行うと、死亡する恐れを感じさせるほどの「体調不良」を訴えることがありますので、十分に注意しましょう。
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