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クルリオイルの効果・効能と副作用|適切な摂取量は?

 2018/04/28 健康  

近年、「DHA」「EPA」「アスタキサンチン」といった成分による「美容健康効果」が高いと注目されている「クリルオイル」。

主な摂取法としては「サプリメント」となることから、「忙しい女性」にとっては「手軽に摂り入れられる」という点も魅力的です。

ここでは、「クリルオイルの効果・効能」「副作用」「適切な摂取量」などについてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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クリルオイルとは

クリルオイル

含まれる成分|アスタキサンチン・DHA・EPA・オメガ3

「クリルオイル」は、「南極海」に潜む「エビに似た外形の動物プランクトン=オキアミ」から抽出される「オイル」。

「海の食物連鎖」において重要な「DHA・EPA」といった成分を最もはやくつくり出すとともに、「南極海」という非常にピュアな海で育っていることから、「良質なオメガ3系脂肪酸」を豊富に含んでいます。

「クリルオイル」を摂取する方法としては「サプリ」によるものが大半となるのですが、「含有成分量」などについては、以下を参考としてみてください。

販売メーカーとしては、「AED」「DHC」「ヘルシーワン」などが人気です。

【クリルオイルサプリ1粒における栄養成分(ヘルシーワン参考)】

栄養成分

含有量

クリルオイル 380mg
アスタキサンチン 0.075mg
DHA 22.8mg
EPA 38mg

(参考:クリルオイル(ヘルシーワン)/クリルオイルサプリ(ヘルシーワン))

DHA・EPA(オメガ3系脂肪酸)

「クリルオイル」に含まれる「有効成分」のひとつに「DHA」「EPA」が挙げられますが、この2つの成分が「リン脂質(レシチン)」と結びついた構造となっていることから、「他のフィッシュオイル」よりも「吸収率に優れている」とされています。

それは一体なぜでしょうか?

通常、「DHA」「EPA」を体内にて「吸収」するには、「外側をコーティング」することで「使用されやすい形」へと加工しなければなりません。

ところが、「クリルオイル」の場合は「リン脂質(レシチン)=コーティング剤」と一緒に存在するため、より早く・効果的に作用してくれるのです。

アスタキサンチン

「クリルオイル」には、「強力な抗酸化作用」を持つ「アスタキサンチン」が含まれています。

「含有量」としては決して多くないのですが、この「アスタキサンチン」の存在によって「DHA」「EPA」の「酸化」を抑え、より「効果・効能」を高めるサポートをしてくれるのですね。

フィッシュオイルとの違い

前述したように、「DHA」「EPA」は「クリルオイル」に限らず「フィッシュオイル」にも含まれますが、「クリルオイル」では「リン脂質」が「乳化剤」のように作用することで「水溶性」を高めてくれます。

「クリルオイル」そのものも「水溶性」に属することから、「DHA」「EPA」の吸収率が「フィッシュオイル」よりも効果を増していく。

これが、「クリルオイル」と「フィッシュオイル」の大きな違いです。

(参考:オメガ3クリルS(白鳥ウェルファーマ ))

クリルオイルの効果・効能

美容効果

「クリルオイル」に含まれる「アスタキサンチン」は、近年「美容界」でも大注目の「栄養成分」です。

実に、「ビタミンEの数100倍」という「強力な抗酸化作用」が働きますし、その他にも「DHA」「EPA」を「酸化」から守り抜くことから、美肌・アンチエイジング」への「効果・効能」を大いに発揮してくれると言えるでしょう。

(参考:A・E・Dクリルオイル(グランドサン株式会社))

ダイエット効果

「クリルオイル」には、「痩せホルモン」と言われている「GLP-1の分泌作用を促す」という「EPA」が豊富に含まれています。

この「GLP-1の放出」によって、「食欲抑制」を成功させるとともに、「胃における消化速度」も遅くしてくれることから、「満腹感を持続させる」ことが可能なのですね。

また、「食後の血糖値上昇」をも抑制し、「内臓脂肪面積縮小」を発揮してくれるため、「女性のダイエット」に限らず、「男性」に多く見られる「メタボリック症候群予防改善」にも「効果・効能」が期待できると言えるでしょう。

目・視力回復効果

「クリルオイル」に含まれる「DHA」には、「網膜機能回復作用」による「目・視力回復」への「効果・効能」が期待できます。

この「網膜」は、「目」に入ってきた情報のスクリーン機能を有する器官であることから、何と「脳細胞」よりも「5倍」に及ぶ「DHA量」が必要とばるのですね。

「DHA」を吸収することができれば、「目・視力回復」に限らず、「脳機能向上」にもつながりますので、ぜひ積極的に摂取するようにしていきましょう。

耳鳴り改善効果

「クリルオイル」に含まれる「オメガ3系脂肪酸」は、「更年期症状改善」といったことにも大きく作用していく「栄養成分」です。

「更年期症状の具体例」としては、「耳鳴り」「冷え」「息切れ」「発汗」など多種多様となるのですが、そのうちのひとつである「耳鳴り改善」にも「効果・効能」が期待できます。

頭痛改善効果

「クリルオイル」に含まれる「DHA」「EPA」には、「血流改善作用」が働くことから、日頃から「片頭痛」「緊張性頭痛」などにお悩みの方の症状をしっかりと和らげる「効果・効能」が期待できます。

他にも、「脳・神経機能の活性化」が図られるので、「ボケ防止」「脳発達・活性」にも効き目を発してくれるでしょう。

ピルの副作用軽減効果

「生理痛治療」「ホルモンバランスの乱れ」などを目的として「ピル」を服用されている方がいらっしゃるかと思いますが、その場合何かしらの「副作用」が懸念されています。

これは、「ピル」に含まれる「女性ホルモン」が、「血液凝固」を促してしまうことで「血栓」を引き起す危険性が高まってしまうからです。

このような、「血栓症のリスク軽減」のためにも、「クリルオイル」が効果的。

「DHA」「EPA」といった「有効成分」が、「血流」を正常化してくれることでしょう。

(参考:クリルオイル流(オオサカ堂))

生活習慣病予防効果|がん予防にもなる?

「クリルオイル」に含まれる「DHA」「EPA」には、「皮膚・血管・腸における細胞膜」を柔和にし、「血流改善」を行う働きが期待できます。

これにより、「高血圧」「動脈硬化」「心筋梗塞」「脳梗塞」などをはじめとする「生活習慣病予防」への「効果・効能」が得られていきますので、ぜひ「日々の健康づくり」にお役立てになってみてください。

「がん予防に有効である」という明確な研究結果は、現段階において見つけられていません。

ですが、「クリアオイル」の「アスタキサンチン成分」による「強力な抗酸化作用」は、確実に効果的な作用を示していることでしょう。

(参考:クリルオイル(清光薬品工業株式会社))

肝臓機能向上効果

「クリルオイル」には、「飲酒」「喫煙」などによって衰弱した「肝臓機能」を向上させる「効果・効能」が期待できます。

これは、「DHA」「EPA」「リン脂質(レシチン)」における「相乗効果の現れ」とも言えるでしょう。

「飲み会が続くけれど身体をすっきりとさせたい」という方には、特におすすめ!

「お酒が好き」という方でも、少なからず「肝臓へのダメージ」は与えてしまっていますので、日頃から「クリルオイル」を上手く取り入れることで「肝臓機能のケア」も並行して行うようにしてみてください。

(参考:新型オメガ3クリルオイルの効果(株式会社ラメール))

筋トレへの効果

「筋トレ」に「クリルオイル」を「1日に1,500mg」の摂取を続けたところ、「エアロビクス力」「筋肉強度」「除脂肪体重」を増加させる「効果・効能」を得ることができたという事例があります。

「日々の筋トレをより有効なものにしたい」とお考えの方には、特に最適。

ぜひ、「トレーニングとクリルオイルサプリの併用」を取り入れていってみてください。

(参考:クリルオイル | 南極オキアミはオメガ3の最高の源?(マイプロテイン))

犬・猫への効果|腎臓に有効?

「クリルオイル」には、「DHA」「EPA」「リン脂質」と「類似した脂肪酸」が含まれていますが、「オメガ3系脂肪酸」は「犬・猫」の体内にて生成することが不可能であるため、私たち人間と同様に意識的に「サプリメント」などを通して摂取していくことが必要です。

この「クリアオイル」をが吸収されれば、「血流改善」へとつながり、疾患のひとつである「慢性腎臓病」などにも「効果・効能」が発揮されるでしょう。

ぜひ、「質の良いクリルオイルサプリ」をお試しになってみてください。

クリルオイルの適切な摂取量

「クリルオイル」における「摂取量の目安」は、「1g以上」とされています。

ただし、あくまで「健康食品」であるため、ご自身の体調と相談しながら「摂取量」を定めるようにしていってください。

また、「1日に3gを取り入れた」というような臨床試験でも以上は確認されなかったことから、仮に「摂取量」が増えてしまったとしても、大きな問題はないと言えるでしょう。

いつ飲むと良い?クリルオイルを飲むタイミング

クリルオイルサプリ

「クリルオイル」は「健康食品」であることから、特に「飲まなければならない時間帯」は決められていません。

ですから、ご自身が「飲みやすく・続けやすい時間帯」を設定し、「朝・昼・夜」などの1日数回に分けてお召し上がりになることをおすすめします。

これは、「1度に多量の服用」をしたとしても、「体内」で蓄積し切れずに「排出されてしまう」というケースが多いからです。

また、「クリルオイル」に含まれる「アスタキサンチン」「オメガ3系脂肪酸」には、「脂に溶けやすい」という特徴があるため、「食間・食後のタイミング」に摂取することで、より「吸収率を高める」ことができるでしょう。

(画像出典:クリルオイルサプリ(ヘルシーワン))

クリルオイルの副作用

過剰摂取をするとどうなる?

前述したように、「1日における摂取量の目安」は「1g以上」とされていますが、「クリルオイル」は「健康食品」であることから、仮に「過剰摂取」をしたとしても、特に大きな問題は生じないでしょう。

現に、「クリルオイル」による「注意喚起が必要な健康被害」は報告されていません。

その点については安心してお召し上がりになってください。

一方で、「過剰摂取」が必ずしも「甚大な効果」へと結びつくことはなく、あくまでも「適量をコツコツと続けていく」ということが「効果・効能」への最短距離となります。

各メーカーごとに「クリルオイルの摂取量」について明確に記載されているはずですので、それらの「用法容量」をしっかりと守り、ご自身の体調と相談しながら「適量」を取り入れていくことが最も重要です。

妊娠中への影響は?子供が摂取しても大丈夫?

「クリルオイル」の「原材料」は「安全性」に優れていることから、「健康被害・危険性」への懸念事項は特にありません。

むしろ、「妊娠中」の時期に積極的に摂取すると良いとされる「DHA」が非常に豊富!

「DHA」とは、「成人女性・男性」だけに限らず、「胎児の発育・成長」においても「非常に重要な栄養成分」ですから、「妊娠中」にも過不足ない成分量をキープすることで、「お腹の赤ちゃん」にもしっかりと栄養を届けられるのですね。

このことからもお分かりいただけますように、「子供さん」でも安心してとりいれていただけます。

ただし、各メーカーが設定した「摂取量の目安」を確認することを必ず行うようにしてください。

まとめ

ここまで、「クリルオイルの効果・効能」「副作用」「適切な摂取量」などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

「クリルオイル」には「DHA」「EPA」「アスタキサンチン」といった「栄養成分」が含まれることから、しっかりと「血流」が改善されて幅広い分野における「美容健康効果」が期待できます。

「過剰摂取による副作用」の心配もありませんので、ぜひ「栄養補給の1つ」として取り入れていってみてください。

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