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【副作用】難消化性デキストリンの危険性【おなら・下痢・便秘】に注意

 2018/01/15 健康  

「糖質・脂肪吸収」に効果的ということで、最近、様々な食品にも添加されるようになってきている「難消化性デキストリン」ですが、その「副作用」や「デメリット」などの声も多く聞くようになりましたね。

ここでは、「難消化性デキストリンの副作用・デメリット」から「危険性・害」について、わかりやすく解説していきます。

ぜひ、最後までチェックしてみてください。

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難消化性デキストリンとは

「難消化性デキストリン」は、「澱粉(でんぷん)」の焙焼後に、「アミラーゼ(消化酵素)」で加水分解下中の「難消化性成分」だけを抽出し、調製を施した「水溶性食物繊維」です。

「消費者庁」から許可されている「健康保健用食品(トクホ)」にも、関与しています。

原料としては「とうもろこし」「じゃがいも」「小麦」などの天然食品に含まれている「澱粉(でんぷん)」を使用しているので、国産のものであれば非常に安全性の高い「栄養成分」であると言って良いでしょう。(遺伝子組み換えによる食材・原料は非常に少ないため)

尚、「難消化性デキストリン」の詳細については以下の記事にて解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

難消化性デキストリンの栄養成分・効果効能とは

効果はなし・嘘?副作用・デメリットとは?

難消化性デキストリン

お腹が張る・おならが出る?臭い?

「難消化性デキストリン」の「副作用」の一症状として、「お腹が張る」「おならが出る」ということが挙げられます。

これは、「難消化性デキストリン」によって「善玉菌」の働きが活発になると「発酵作用」が発生し、「腸内」に溜まっていた「腐敗ガス」が体外へと排出されるためです。

元々の「腸内環境」の状態によっては、「臭いおなら」が多発する恐れがありますが、「腸内菌」のバランスが整うにつれて、次第に落ち着いていくことでしょう。

下痢になる

「難消化性デキストリン」を「過剰摂取」すると、「下痢」をする恐れが出てきます。これは、「難消化性デキストリン」に限らず、「食物繊維」に属されるものに共通して言えることです。

ただし、「アメリカ」の「食品医療品局(FDA)」が「摂取量の上限を設ける必要はない」と明言しているほど、「難消化性デキストリン」は安全な成分であることに間違いありません。くれぐれも、「過剰摂取」には注意してください。

便秘になる

「難消化性デキストリン」には、「水分」を吸収し「ゼリー化」する「ゲル化作用」があるため、「便」の「排出」をスムーズにしてくれるのですが、一緒に「水分」を摂取しないと、「腸内」の「水分」が必要以上に減少してしまい、「便秘症状」を引き起こしてしまいます。

「難消化性デキストリン」を摂取時は、多めの「水分」を同時に取り入れることを心掛けるようにしましょう。

太る

「難消化性デキストリンを摂取したら太った」「難消化性デキストリンを摂取したのに全然痩せない」という声を耳にすることがありますが、このように「難消化性デキストリン」によって「太る」ということが起こる原因としては、「難消化性デキストリン」の「脂肪・糖質吸収効果」を過信しすぎ、「食事量」も同時に増えているということが考えられます。

「難消化性デキストリン」による「効果」は、非常に緩やかですので、一度に「過剰摂取」をしたり、早期段階で「効果なし」と決めつけることは好ましくありません。一定の量を、継続的に取り入れるようにしていくと良いでしょう。

胃痛・吐き気

「難消化性デキストリン」を「過剰摂取」すると、「胃痛」「吐き気」などの症状を引き起こすことがあります。これは、「食物繊維」が過度に「胃」へ負担をかけてしまうことが原因です。

「胃」をはじめ「身体」そのものを労わるためにも、「過剰摂取」は避けるようにしてください。

危険性・害はあるのか?

過剰摂取

「難消化性デキストリン」は、その名の通り「消化しにくいデキストリン(水溶性食物繊維)」であり、「血糖値上昇抑制」「脂肪・糖質吸収」に優れた効果を発揮してくれる、非常に安全性の高い成分です。

これに関しては、「アメリカ」の「食品医療品局(FDA)」でも認められています。

ところが、前述してきたように「過剰摂取」をしてしまうと、「胃痛」「下痢」「吐き気」「便秘」などの「副作用」が生じ、その効果を十分に実感することができなくなる恐れがありますので、しっかりと「摂取量」を調整した上で、「健康効果」を高めていきましょう。

また、「妊娠中」の場合も「過剰摂取」によって「腸内環境」が悪化すると、「子宮」へ刺激が伝わり、あまり良い影響を与えませんので、摂取時には気をつけるようにしてください。

遺伝子組み換え

「難消化性デキストリン」は「とうもろこし」などの食材を原料としている確率が高く、その大半は「アメリカ」からの「大量輸入品」によるものです。

既に知っている方も多いことと思いますが、「アメリカ」では「遺伝子組み換え」の「とうもろこし」を食すことは特に異常なことではないほど、一般市場に出回っています。

現段階で「遺伝子組み換え食品」による「健康被害」が報告されているということはないのですが、「遺伝子組み換え食品」自体は、「害虫駆除」などを操作するようにできているため、その危険性が全くないとは言い切れません。

特に「安価」な「難消化性デキストリン」は、輸入による「とうもろこし」を活用している可能性がありますので、原産国表記にも気を配り、購入時に確認するようにしましょう。

薬の吸収との関係

「糖尿病治療薬」を処方されている方は、「難消化性デキストリン」の摂取を控えるようにしてください。その理由としては、以下のことが考えられるためです。

  • 消化されていない「糖質」が「腸内」で発行することで「腹部膨満感」が強く出る
  • 糖分解酵素の働きを抑制する作用を双方が持つため「低血糖」の恐れが出てくる

(参考:医薬品との併用に注意のいる健康食品(愛知県薬剤師会))

発がん性

「難消化性デキストリン」が「糖」と「たんぱく質」を糖化するときに反応してできる物質を「AGEs」と言うのですが、この「AGEs」には「発がん性」が疑われています。

ところが、「シクロケムバイオ」によると、「スーパー難消化性デキストリン」というものであれば、このような「発がん性」の心配が一切ないということが明らかになってきました。

また、この問題とは別に「遺伝子組み換えによるとうもろこし」を使用している「難消化性デキストリン」の場合は、「長期摂取」によって「発がん性」のリスクが上がることが懸念されています。

「難消化性デキストリン」を購入する際には、可能な限り「原産国」もチェックするようにしてください。

(参考:今、シクロケムが注目していること(株式会社シクロケムバイオ))

まとめ

ここまで「難消化性デキストリンの副作用・デメリット」から「危険性・害」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

「難消化性デキストリン」には、優れた「糖質・脂肪吸収効果」があることから、「ダイエット対策」としても非常に有効に使用することができます。

一方で、その効果のあらわれは緩やかであり、一度に「過剰摂取」をしてしまうと、上記のような「副作用・デメリット」を引き起こす恐れが出てきますので、くれぐれも「摂取量」には気を配るようにしてください。

また、「糖尿病治療薬」との併用も控えるようにしましょう。

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