昆布茶の効果・効能【ダイエット・便秘解消】飲み過ぎと太る?塩分は?
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「昆布茶」は、特有の「旨味」を持つ飲料類として、多くの方に親しまれてきており、最近では「調味料」としても幅広いアイテムとして活躍してくれていますよね。
ここでは、そんな魅力あふれる「昆布茶」の「効果・効能」や「飲み過ぎると太るのか?」「塩分量はどうなのか?」ということについてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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目次
昆布茶とは
栄養成分表|カロリー・食物繊維・糖質
「昆布茶」とは、基本的に「昆布」を乾燥させて粉末状にしたものですが、「四角」に刻んだものもあります。
どちらも、「昆布」ならではの「豊かな風味」「塩気」や「旨味」に特徴があり、多くの方々がその魅力に惹きつけられていますよね。
そんな「昆布茶」ですが、「カロリー」を見ると「 2kcal(1杯分=2gあたり)」であり、「飲料類平均=136kcal」と比較してもかなり「低カロリー」です。
ただし、「100gあたり」では「136kcal」と、数値が上昇しますので、飲み過ぎには注意するようにしましょう。
「1~2杯」であれば、大きな問題はありません。
【昆布茶の成分表】
成分等 | 含有量 |
---|---|
カロリー | 98kcal(100gあたり) |
2kcal(1杯分=2gあたり) | |
糖質 (炭水化物-食物繊維=糖質) |
39.6g(100gあたり) |
炭水化物 | 42.3g(100gあたり) |
食物繊維 | 2.7g(100gあたり) |
「糖質」では、「 39.6g(100gあたり)」であり、「飲料類平均=10.2g(100gあたり)」と比較してもかなり「多い」ということが読み取れますが、「1杯あたり」となると「0.792g程度」となりますので、こちらに関しても飲み過ぎをしない限りは、あまり神経質になる必要はないでしょう。
尚、「昆布茶」の中でも「粉末状」のものや「梅昆布茶」には、「砂糖」「食塩」をはじめとする「人工・化学調味料」が加えられており、その分「糖質」が多くなってしまってしまいますので、気をつけてください。
カフェインは入っているの?
「昆布茶」は、「お茶」という名称でありながら「昆布」を主原料とした飲料類であるため、「茶葉」は使用されていません。
つまり、「カフェイン」が入っていない「ノンカフェイン」なのです。
ただし、商品によっては「玉露」などをプラスしたものもありますよね。
こちらに関しては、「カフェインは含まれている」ということになりますので、その点については気をつけてください。
糖質が高い?太るって本当?
前述しましたとおり、「昆布茶」の「糖質」は、「100gあたり」で計算すると「39.6g」と高い数値を示しますが、「1杯あたり」であれば「0.792g程度」。
これは、「他飲料類」と比較しても「かなり低い数値」となりますので、過度に飲み過ぎるようなことさえしなければ、「糖質が高い」と懸念する必要はありません。
ただし、最近の「昆布茶」は、「砂糖」「塩」などの「人工・化学調味料」が含まれていることが多いため、その点には注意するようにしてくださいね。
昆布茶(梅昆布茶)の塩分
「昆布茶」というと「塩味」「旨味」がその醍醐味と言えますが、その分「塩分も多く含まれているのではないか?」と不安になりますよね。
実際の数値では、どうなっているのでしょうか?
なんと、「小スプーン1杯分=約2gあたり」で見ると、その「塩分量」は「1.2g」!
実に、「重量の半分近く」が「塩分」となっているのです。
「厚生労働省」では「男性=~8g」「女性=~6g」、「高血圧学会」では「1日あたり=~6g」と、摂取量を推奨していますので、こちらの数値を目安としても、「昆布茶」は「1日=1杯程度」に留めるのがベターと言えるでしょう。
飲み過ぎなどの過剰摂取により、あらゆる「生活習慣病」のリスクを高めてしまう「塩分」。
日本国内の現状では、「男性=11.1g」「女性=9.4g」と、その平均摂取量は目標数値を上回っていますので、「昆布茶」を飲むときに限らず、日頃から「塩分摂取量」について気を配るようにしてみてください。
「それでも、ちょっと塩分が気になるからできるだけカットしたものを探している」という方には、以下の「減塩昆布茶」「減塩梅昆布茶」がおすすめ!
どちらも「塩分を30%程度カット」しているとともに、「水にも溶ける」とのことですから、「ホット/アイス」両方の「昆布茶」をおたのしみいただけます。
[1]減塩こんぶ茶(粉末)/玉露園
[2]減塩うめ昆布茶(粉末)/玉露園
昆布茶(梅昆布茶)の効果・効能
便秘改善・ダイエット効果
結論から言いますと、「昆布茶」には、「ダイエット効果」を期待できる効果がしっかりと含まれています。
そのひとつが、「ヨード」。
この「ヨード」は、「甲状腺ホルモン」をつくるときの材料となる「ミネラル」の1種であり、「炭水化物」「たんぱく質」といったものの「代謝促進」を図る他、「基礎代謝量」を上げることで「脂肪燃焼」にも働きかけてくれるのです。
「ダイエット」を行っている最中は、多くの方が食事制限による「基礎代謝不良」に陥りやすくなっていますから、こういった作用があるということはとても嬉しいことと言えるでしょう。
「ヨード」とともに「昆布茶」の代表成分として「フコイダン」というものも挙げられます。
「フコイダン」には、「脂肪吸収」を抑制する作用があり、「脂肪を付くにくくする」ということに関しては非常に有効的です。
特に、「食前」「食中」に「フコイダン」を摂取することで、その効果を強く得られると言われていますので、少し継続して実践してみてください。
他にも、「昆布茶」に含まれる「カリウム」には、「むくみ」を改善してくれる効果があります。
通常、私たちの身体では「ナトリウム(塩分)」と「カリウム」の濃度を一定に保っているのですが、近年では「塩分過多」の傾向が強く、「体内でのカリウム不足」となり、「ナトリウム濃度」を下げるがために「水分」を必死に溜め込もうとし、「むくみ」が生じることになるのですね。
ところが、「昆布茶」のように「カリウム」を日頃から摂取してあげることで、そういった症状を和らげてくれますから、「むくみ」にも一定の効果が得られるという訳です。
また、「昆布茶」には、「ビフィズス菌」を増やしてくれる働きもあるため、「腸内環境」がしっかりと整えられることから、「便秘改善」にも効果的です。
「便秘」が解消されるだけで「ダイエット効果」を大きく実感できる方もいますし、何と言っても「便秘」は「ダイエット」にとって大敵と言えますから、「便秘体質」の方は、「ダイエット」を行うと同時に「便秘解消対策」を取り入れることがとても大切です。
さらに、以下の口コミを見ると、「昆布茶」には「旨味成分」による「満腹感」が得られるということで、「空腹感を満たす=過食を抑える」必要のある「ダイエット」には、貴重なアイテムとも言えますね。
このように、「ダイエット」実行時には、必要不可欠とも言える「昆布茶」。
ぜひ、1度お試しになってみてください。
梅昆布茶と一緒に頂いたんだけど控えめに言って有能☺️
温かくてお腹も満たされるし、塩味きいているから味覚にも嬉しい、カロリーも低いからダイエットにも◎
隠し味にも使われるらしい。オススメ🍀 pic.twitter.com/TBjNeK8B91— てばさきちゃん☻ (@tbsk2207) 2018年10月21日
人間ってカロリーの高い甘いものとかを摂取しなくても、いわゆる旨味成分をとけっこう満足できるものらしいですよ。
というわけで梅昆布茶、ダイエットにオススメです。— 高本康成 (@hobbitbit) 2014年2月27日
お金のいらない日開催にあたって、食事のいらない断食3日間が今終わる。ダイエットの前回の失敗を繰り返さないように、自己流ダイエット方にした。それは意志をとにかく強くすることから始めた。二日間は水だけだったがフラフラになり、3日目は塩分が欲しくなり、昆布茶を飲んだら馬力10倍になった
— ありがたや権兵衛 (@gonwalk) 2011年3月8日
疲労回復効果
「昆布茶」には、「グルタミン酸」という成分が含まれています。
これは、「アンモニア」を「グルタミン」に変換することで無毒化し、「尿の排出」を促進させてくれるので、自然と「疲労回復効果」も得られるようになるのですね。
他にも、「グルタミン酸」には、「胃液分泌促進効果」があり、「胃腸の働き」をしっかりと整えてくれますので、「胃腸の調子が悪いな」という方にもおすすめ。
「疲労回復」から「集中力・記憶力」をも向上させることも期待できますので、お仕事やお勉強の合間に、「昆布茶」を取り入れるようにしてみると良いでしょう。
睡眠質向上効果|寝る前に飲んでOK
「昆布茶(梅昆布茶)」には、「カリウム」「クエン酸」「ヨード」といった成分が含まれていることから、「疲労回復効果」が期待できます。
また、「玉露」などの「カフェイン入り」の商品を除けば、「カフェイン」も含まれていませんので、「寝る前」に飲むことで「睡眠の質」を向上させるという効果も得られるのですね。
さらに、「ミネラル」「カルシウム」が豊富であることから、「解毒・抗菌作用」も働いてくれますので、とってもおすすめ。
ただし、「飲み過ぎ」は「塩分過多」となってしまいます。
くれぐれも、「1日=1~2杯程度」を守るようにしてくださいね。
二日酔い予防効果
「アルコール」を摂取すると、「利尿作用」が強く働くため、次第に「体内の水分」が少なくなってしまいますよね。
そのため、「二日酔い」のときには「水分摂取」をこまめに行うことが重要となってくるのですが、そのときにおすすめしたいのが「昆布茶(梅昆布茶)」なのです。
あたたかい「昆布茶(梅昆布茶)」は、弱った胃に優しく、前述した通り、「カリウム」「クエン酸」「ヨード」といった「疲労回復成分」が、身体の不調を緩和してくれますよ。
「寝る前」に飲むことで、「睡眠の質」を上げることにもつながることが考えられますので、「二日酔い予防」には「昆布茶(梅昆布茶)」を取り入れるようにしてみてください。
血圧改善効果
「昆布茶」に含まれる、「アルギン酸=ぬめり成分」には、「余分なコレステロール・塩分」を排出してくれる働きがあります。
これにより、「血圧を下げる」ということが可能になりますので、「高血圧」にお悩みの方にはとってもおすすめです。
日常の水分補給の1部を「昆布茶」に置き換えるだけでOKですから、1度お試しになってみてください。
風邪予防効果
「昆布茶」には、「生活習慣病予防」のほか、「免疫力向上」による「風邪予防効果」も期待できます。
これは、「昆布茶」に含まれる「フコイダン」「ラミニン」といった成分が関係しているのですね。
「免疫力」が向上すれば、「インフルエンザ」や「アレルギー」、「動脈硬化」「脳梗塞」「心筋梗塞」といった疾患を予め防いだり、「癌細胞増殖抑制」にも作用してくれますから、日頃から「昆布茶」を取り入れることは、手軽でおすすめと言えるでしょう。
昆布茶ダイエットのやり方・方法
「昆布茶を用いるダイエット」の「やり方・方法」は、「1日=1~2杯の昆布茶を飲む」だけであり、とっても簡単です。
これを習慣化することで、「体型維持」にも効果的であると言われています。
ただし、前述してきていますように、最近の「昆布茶」には、「砂糖」「塩」をはじめとする「人工・化学調味料」が多々加えられているものが多くなっていますので、できる限りそういった成分が少ない商品を選ぶようにしてみてくださいね。
昆布茶の美味しい飲み方
ここからは、通常の「昆布茶」に一工夫加えた「美味しい飲み方」についてご紹介していくことにしましょう。
今回取り上げるのは、「ホットミルク昆布茶」「生姜昆布茶」の2種類です。
ホットミルク昆布茶
「ホットミルク」と「昆布茶」といった、意外な組み合わせからなる「ホットミルク昆布茶」ですが、「昆布ならではの風味」を追いかけるように「ミルクのまろやかさ」が口の中に広がる、「ポタージュ」のような味わいに仕上がります。
「ホットミルクはちょっと苦手だな」というような方でも、美味しくお召し上がりになられたとのことですので、ぜひお試しいただきたいと思います。
【作り方】
- 「昆布茶」に「お湯替わりのホットミルク」を注ぐだけで完成です。
生姜昆布茶
熱々の「昆布茶」に「おろし生姜」をお好みで入れるだけでできてしまうのが、「生姜昆布茶」。
一口目には、「生姜」の香りが口の中に広がりますが、その後は「昆布」の旨味がしっかりと伝わってきてとても美味しいですよ。
【作り方】
- 「昆布茶」に適量の「おろし生姜」を加えれば完成です。
※おすすめは「市販のおろし生姜」を「1cm程度」
昆布茶の代用になるものは?
「昆布茶」の代用になるもの、それは「塩昆布」です。
「塩昆布」は、「昆布」を主原料とし、「醤油」「昆布エキス」「砂糖」「食塩」「アミノ酸」などを加えてつくられていますが、これが、「昆布茶」の代わりになってくれるのですね。
「塩昆布」であれば、最近は常備されている家庭が増えてきているように感じますし、「昆布茶」としてではなく、ある種の「調味料」としても役立ってくれます。
時短レシピとしては、「お茶漬け」として添えるのがとってもおすすめ!
ぜひ、お試しになってみてください。
昆布茶にデメリットはあるの?
飲み過ぎると太る?
「昆布茶(梅昆布茶)」には、「ヨード」という成分が含まれているのですが、この「ヨード」には「新陳代謝」を活発化させる作用があるため、「余分な脂肪の燃焼効果」が期待できます。
ただし、「昆布茶(梅昆布茶)」には、ある程度の「塩分」も含まれていますよね。
これにより、「飲み過ぎ=塩分過多」となり、「高血圧」をはじめとする疾患を引き起こしてしまう恐れがありますので、くれぐれも飲み過ぎには注意しましょう。
一説では、「飲み過ぎ=太る」というイメージがあるようですが、それも否めません。
前述している通り、「糖質」では、「 39.6g(100gあたり)」であり、「飲料類平均=10.2g(100gあたり)」と比較してもかなり「多い」ということが読み取れるからです。
ところが、「1杯あたり」となると「0.792g程度」となりますので、あくまでも「飲み過ぎをしない」ということが重要。
基本的な摂取量である、「1日=1~2杯程度」であれば、「太る」ということに関して神経質になる必要はありません。
尚、「昆布茶」の中でも「粉末状」のものや「梅昆布茶」には、「砂糖」「食塩」をはじめとする「人工・化学調味料」が加えられており、その分「糖質」が多くなってしまってしまいますので、これに関しても注意が必要です。
また、「甲状腺疾患」がある方の中には、「昆布の摂取」自体を制限しなければならない場合がありますので、「思い当たる」という方は、必ず担当医師に相談してからお召し上がりになってください。
妊婦さんが飲んでも大丈夫?
妊娠中の「妊婦さん」にとっては、「過剰摂取を避けたほうが良い食材」というものが多くありますよね。
「昆布茶」に含まれる「ヨード」も、その1つ。
何と、「昆布」に含まれる「ヨード」の含有量も、他の食材と比較して「ダントツ」なのです。
特に、「妊娠初期」の段階では、摂り過ぎに注意するよう、呼びかけられています。
この「ヨード」とは、実を言うと身体に必要不可欠な「ミネラル」の1種ですが、推奨摂取量は、「妊婦さん」で「220μg」と言われていますが、これは「昆布出汁」を使用した料理を口にするだけで、自然と取れてしまう量。
自家製出汁であれば、「塩分摂取量」も控えめにすることができますから、おすすめですよ。
ただし、毎食「昆布出汁」だけを使用していると、これもまた過剰摂取になってしまいますので、「カツオ出汁」などと織り交ぜながら、工夫するようにしてみてください。
仮に「ヨード」を過剰摂取してしまうと、母体に「甲状腺腫」「甲状腺機能低下症」などの症状があらわれ、新生児の「甲状腺のはたらき」にも影響を及ぼし、「先天性甲状腺機能低下症=クレチン症」を引き起こすことが考えられます。
「クレチン症」とは、生まれつきにして「甲状腺ホルモン」が不足するというものであり、「3,000~5,000人に1人」の割合で発症している疾患です。
もし、発症してしまっても、早期発見により処方薬を服用することで、「ホルモン」が正常化されますので、その後は大きな問題は生じないとも言われていますが、発見が遅れると「成長障害・知的障害」などが出てしまう恐れもありますので、やはり「妊婦さん」は過度な摂取を控えることが重要であると考えられます。
まとめ
ここまで、「昆布茶」の「効果・効能」や「飲み過ぎると太るのか?」「塩分量はどうなのか?」ということについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
「昆布茶」には、「ダイエット・便秘改善」「疲労回復」「睡眠質向上」「二日酔い予防」「風邪予防」などの「効果・効能」が期待できます。
「糖質」や「塩分」に関して言うと、100gあたりの計算では比較的高めでありますが、「1~2杯程度」であれば、過剰摂取となることはありませんので、こちらを目安にしてお召し上がりになってみてください。
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