白湯の飲み過ぎは下痢になる?好転反応はある?
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「白湯」には「身体を温める」という働きがあり、これによって「美容健康」への「効果」が得られると、今「美」に関心の高い女性を中心に、密かなブームとなっています。
ここでは、「白湯とお湯との違い」から「効果」「飲み過ぎによる影響(下痢等)・好転反応」「正しい・効果的な飲み方」などについてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
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目次
白湯って何?お湯との違い
「水を沸騰しない程度に軽く温めただけのもの・温度の高い水」を「お湯」と言いますが、「白湯」とは「水を一度しっかりと沸騰させる」ことを行い、後に「50~60℃」まで冷ました状態のもの。
つまり、「沸騰しているか/いないか」が、「お湯」と「白湯」との大きな違いとなるのです。
「白湯」の場合、元々「東洋医学」や「インド」に伝わる伝統的医学である「アーユルヴェーダ」でも、「身体を温めることで体内循環機能を向上させる効果=デトックス・免疫力強化作用が高い」と注目されてきました。
実際、こういった働きが生まれることで「便秘解消」「カロリー燃焼」「肌荒れ改善」など、女性にとっては特に嬉しい効果が得られます。
白湯の効果!デトックスやむくみ改善
「白湯」を飲む習慣を実践することで「体温上昇」が起こり、「体内循環機能」「基礎代謝」が正常化。「老廃物排出・リンパや血流改善=デトックス効果」をしっかりと実感させてくれます。
つまり、私たちの身体では、体内に吸収された栄養成分をより一層運びやすくしたり、逆に悪影響を及ぼすものの成分を浸透させることのリスクを軽減させたりすることができるのです。
また、「適切な摂取量」を守りながら「白湯」を取り入れていくことで、「肝臓・腎臓」の働きもより活発化されることから、「むくみの改善」にも期待大!
もちろん、上記のように「循環・排出」がしっかりと作用していけば「肌のターンオーバー」も安定してきますので、「肌荒れ改善」にも必ず効き目をもたらすでしょう。
飲み過ぎることによる副作用
必要な栄養成分も流される?
「白湯」を飲み過ぎると、まず第一に「内臓への負担」が懸念されます。
もちろん、適量であれば「得られる効果」の方が高いので何の心配も要らないのですが、「飲み過ぎ」は「内臓機能(特に肝臓・腎臓)が活発になり過ぎる」ということから、「利尿作用が過剰に働く」「トイレの回数・尿量が増える」「腎臓機能が不安定となる」ことに。
また、「白湯」の飲み過ぎは、「必要な栄養成分」までも流し出してしまうので、要注意です。
下痢になる?
「白湯の飲み過ぎ」は、「腹痛」「下痢」などを症状を負わせる恐れがあります。これは、「腸内」における「水分量への処理」が追いつかないということが主な原因です。
さらに、「体内」に溜まった「大量な白湯」は、時間経過とともに温度が下がるため、「身体を冷やす」ことともなり、上記のような「腹痛」「下痢」を引き起こすことも。
「美容・健康に良い」とは言え、くれぐれも「飲み過ぎる」ということのないようにしましょう。
むくみへの影響
「白湯の飲み過ぎ」によって「体内における水分量」が急激に増えると、「むくみのリスク」を高めることにもなります。
これは、「通常の水」と比較しても「白湯」の方が「体内に吸収されやすい」という性質を持っているからです。
ただし、「白湯」には「デトックス作用」による「むくみ解消効果」があることも事実です。
あくまでも「飲み過ぎ」がなければ、「効果・効能」を実感することができるでしょう。
疲労への影響
「白湯」には、「内臓が温められることによる安眠効果」が期待できます。
しかし、「飲み過ぎ」によって「内臓が活発化され過ぎる」と「トイレが近く」なり、「睡眠時間を妨げる」ことに。
これでは、逆に「疲労解消」がなされないこととなってしまいますので、「1日における摂取量」を目安に飲むようにしていきましょう。
好転反応が出ることもある?
中には、「白湯による好転反応」として、以下のような症状が現れることも実際にありますが、そもそも「好転反応」とは、身体に蓄積された「老廃物」を排出しようとする現象。
これに関しては「3日程度」、遅くとも「1週間以内」で徐々に落ち着くはずです。
もし、それ以上長引く場合や一向に改善される気配が感じられないときは、「白湯の摂取法」が間違っていることが考えられますので、この後で紹介する「白湯の正しい飲み方」を参考に、「摂取方法を改める」ということを実践してみてください。
【白湯の摂取による好転反応の例】
- 腹痛
- 下痢
- 頭痛
- 肌荒れ
- 倦怠感
- 吐き気
- 異様な眠気
白湯の正しい飲み方
「白湯」を利用した「美容健康づくり」に取り組みたいのであれば、より「効果」を高めることができる「正しい飲み方」を理解しておく必要があります。
効果的な飲み方
「白湯づくり」の基本は、「電子レンジ・電子ポット」などの「電化製品」によるものではなく、「コンロと使用して沸騰させる」という段階を経ることです。
少しばかり手間暇がかかるかもしれませんが、これは「アーユルヴェーダ」でも推奨されている方法ですので、ぜひ取り入れるようにしてみてください。
「沸騰後」、「マグカップ」などに移し入れ、「50~60℃程度」に冷めるまで時間をおけば「基本的な白湯」の完成ですが、こうしてできあがった「白湯」を「ゴクゴク」と飲み干すような摂取は控えることが重要。
もし、水分が一気に吸収されてしまうと、内臓機能がそのスピードに追い付かず、「効果」を最大限に発揮させることができません。
あくまでも、「ゆっくりと・少しずつ・時間をかけて」を心がけていきましょう。
さらに、「白湯」にちょっとした「アレンジ」を加えることで、さらなる「効果」も期待できます。
中でも、「レモン果汁」を「10滴程度」を目安にプラスする「レモン白湯」は、「ニキビ・吹き出物・毛穴詰まり」などの「肌荒れ」にお悩みの方に効果的!
「白湯」だけでも「デトックス作用」があるのですが、「レモン」特有の「酸っぱさ(クエン酸成分)」が良い刺激となり、相乗効果を生み出すのです。
これなら、「アレンジ」と言うほどの負荷がかかるわけではありませんし、手軽にできるので、忙しい朝でもバッチリ!
ぜひ、「白湯」とともに「レモン白湯」もお試しになってみてくださいね。
飲むタイミングは?寝る前がいい?
「白湯を飲むタイミング」としておすすめの時間帯は、「朝・夜」「毎食後」「就寝前・寝る前」。
「朝の目覚め」の1杯は、「身体」を目覚めさせ、「胃腸の働き」を活発にしてくれるので、「便秘にお悩みの方」には非常に効果的ですし、「就寝前・寝る前」であれば、「寝ている間のエネルギー消費」を促すことへとつながります。
また、「朝・夜」というタイミングは、習慣としても定着しやすいかと思いますので、ぜひともこの時間帯に摂取するようにしていきましょう。
どのくらいの量を飲めば効果がえられるか?
「白湯の摂取量」に決まりはありませんが、あまりにも多くの量となると前述したような「副作用」を引き起こす恐れがありますので、「1日における摂取量の総量」を「800ml程度」とし、それを「3~4回」に分けて飲むようにしてみてください。
大切なことは、毎日の習慣として身に付けることです。
「白湯を飲む時間を忘れやすい」と言う方は、「3食(朝食・昼食・夕食)」のタイミングでの摂取がおすすめ!早ければ1週間程で、何かしらの効果を実感することができるでしょう。
まとめ
ここまで、「白湯とお湯との違い」から「効果」「飲み過ぎによる影響・好転反応」「正しい・効果的な飲み方」などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
「白湯」は、普通の「お湯」とは違い、一度「沸騰」という工程を経て仕上がったもののことを指します。つまり、「給湯器」などから直接出てくるものは「白湯」ではありませんので、その点に関してはしっかりと理解するようにしましょう。
こうして出来上がる「白湯」における「最大の効果」は、「体内循環機能」を高め「基礎代謝」をアップさせてくれること。
これにより、「便秘解消」「ダイエット」「肌荒れ改善」「冷え性改善」など、私たちが抱えるあらゆる悩みに対して必ず「効果」が現れるはずですので、ぜひ「白湯を飲む」ということを習慣づけていってみてください。
ただし、「飲み過ぎ」てしまうと「腹痛」「下痢」をはじめとする症状を引き起こす恐れがあります。
くれぐれも、「1日における総摂取量」を「800ml程度」に留め、それを「3~4回」に分けて少しずつゆっくりと摂取することが重要です。
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