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【保存版】緊張型(緊張性)頭痛の治し方・治療法と原因|吐き気やめまいの症状で辛い方必見

 2017/12/09 健康  

この記事では、緊張型(緊張性)頭痛の治し方・治療法と原因について解説していきます。

  • 最近「頭部」を締め付けられるような「痛み・症状」があって「首のコリ」や「肩のコリ」も気になる
  • 「頭部」が重たい感じがして「吐き気」「めまい」がある
  • 横になっていても「頭が痛い」のが取れなくてつらいので治し方・治療法を知りたい

あなたは、忙しい毎日を過ごす中で、上記のような症状に悩まされていませんか?もしかすると、それはただの「コリ」「吐き気」「めまい」ではなく、「緊張型(緊張性)頭痛」という疾患であるかもしれません。

ここでは、「緊張型頭痛の原因や吐き気+めまいも解決できる治し方・治療法」などをわかりやすくご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

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緊張型(緊張性)頭痛とは

緊張型(緊張性)頭痛の概要

基本的に、「緊張型(緊張性)頭痛」は「首・肩~背中」の「筋肉」が「緊張」することで「頭部を締め付けられるような痛み」を伴い、それが短くて「30分」の「反復性緊張型頭痛」、長ければ「1週間以上」にも渡る「慢性緊張型頭痛」に該当するのですが、症状によっては「ふらつき」「首・肩のコリ」「めまい」「倦怠感」「吐き気」のようなものも伴います。

年齢層は「子ども」から「高齢者」までと幅広く、「筋肉」における「緊張具合」が高まるにつれて「血行・血流」が悪化し、「筋肉」に「老廃物(ピルビン酸・乳酸など)」が蓄積。後に「周辺神経」が刺激されるに至り、上記のような「痛み・症状」へと発展するのです。

頭痛が起こる頻度 ほぼ毎日
具体的な痛みの程度 頭部が全体的に締めつけられてひどい場合は横になってもつらいようなイメージ
特に痛みを伴う部位 頭部全体・首筋・後頭部など
その他の症状 首コリ・肩コリ・倦怠感・ふらつき・めまい・吐き気など

緊張型(緊張性)頭痛の発症原因

「緊張型頭痛」の発症原因には、以下のような「精神的」および「身体的」な「ストレス」が度重なることによって「首~肩」におよぶ範囲の「筋肉収縮」が起こってしまい、「吐き気」「めまい」にまで症状が及ぶことが大きく関係していると考えられています。

【緊張型(緊張性)頭痛の発症原因として考えられる精神的・身体的ストレスの例】

精神的ストレス 人間関係、家庭内トラブル、友人とのトラブル、過度に気を遣いやすいなど
身体的ストレス デスクワーク、前屈みの態勢・姿勢、身体の冷え、運動不足、合わない枕での就寝など

緊張型(緊張性)頭痛の原因は身体的なストレスと精神的ストレス

(参考:スッきりんと学ぶスッきりんのバイバイ頭痛講座(総監修:埼玉国際頭痛センター長坂井文彦先生))
(画像出典:高橋医院(八丁堀))

緊張型頭痛の治し方・治療法

反復性緊張型頭痛の場合

「緊張型(緊張性)頭痛」の中でも、時々症状の出る「反復性緊張型頭痛」であれば、「湿布」や「専用鎮痛薬」の使用によって「首~肩のコリ・痛み」が軽減・改善されることが考えられますが、一般的には、これといった「治し方・治療法」は必要ありません。

もし、「頭部」に異変を感じるような「頭痛」が生じた場合は、次に取り上げるような「適度な運動・ストレッチ・マッサージ」や「入浴」をすることで「筋肉」をほぐし、「血行・血流」を良くすることが最も簡単であり、効果的です。

(参考:スッきりんと学ぶスッきりんのバイバイ頭痛講座(総監修:埼玉国際頭痛センター長坂井文彦先生))

姿勢を正すこと

普段から「姿勢」を正してあげることは、「筋肉」にかかる「負担」を軽減させるために非常に重要なこと。「緊張型頭痛」に関連深い「眼精疲労対策」としての効果もあります。

ですから、「デスクワーク」などで同じような「姿勢・態勢」が続くようなときも、こまめに「姿勢」を変えたり、ちょっとした「ストレッチ」などを取り入れて、気分転換を図るようにしましょう。

筋肉をほぐすこと

「姿勢を正すこと」とも関係しますが、同じような「姿勢・態勢」が続くと、どうしても「筋肉」がコリ固まり、「血行・血流」が悪化してしまいますので、「ちょっと疲れてきたかもしれない」と少しでも感じたら、「ストレッチ・マッサージ」を取り入れるようにしましょう。

また、「入浴」にて「湯船」に浸かることも、非常に重要となります。身体を芯から温めて、循環を良くしてあげてください。「暖かいタオル」を使って、「首・肩」を温めてあげることも効果的です。

適度に運動をすること

「緊張型(緊張性)頭痛」にも、「適度な運動」を取り入れることは重要です。「ウォーキング(散歩)」「水泳」「ストレッチ」「サイクリング」など、どんな些細なことでも構いません。

あなたに「無理のない範囲」で、できることを継続して行っていきましょう。

リラックスタイムを持つこと

「身体をリラックスさせてあげること」は、あなたが考えている以上に重要なことです。「たっぷりと睡眠をとること」でも、「仲の良い友達と食事を楽しむこと」でも良いでしょう。

あなたの「心身」に負担にならず、「気分転換ができる方法」を見つけて、早速実践していってください。

(参考:緊張型頭痛研究所-ズキラボ-)

慢性緊張型頭痛の場合

「反復性緊張型(緊張性)頭痛」とは逆に、毎日毎日続いてしまう「慢性緊張型頭痛」の症状が出た場合は、当然のごとく「湿布」や「専用鎮痛薬」を使用しても、残念ながら大きな効果は期待できません。

さらに、「痛みが強い」との理由で、「鎮痛薬」を継続して摂取すると、「薬剤使用過多」が原因とされる「薬物乱用頭痛(※)」をも発症させてしまう危険性があるので、十分な注意が必要となります。

主に「精神的ストレス」による「慢性緊張型頭痛」が考えられるとするならば、このときに効果的な「治し方・治療法」としては、「抗不安剤・抗鬱(うつ)剤」などの「処方薬」、「とにかく首・肩の筋肉がコリ固まって仕方ない」というときには「筋肉収縮の緩和」が目的の「筋弛緩薬」を摂取すること。

ただし、こうした「処方薬」の「効果」は「一時的」なものであり、「根本的な原因解決ではない」ということを、しっかりと頭に入れておいてください。最も重要なのは、日頃から「運動・ストレッチ・マッサージ」を実践することで、「筋肉の緊張」をほどいてあげることなのです。

緊張型(緊張性)頭痛の治し方・治療法
(画像出典:頭痛体質をセルフで改善)

※薬物乱用頭痛とは:

「緊張型(緊張性)頭痛」「片頭痛」などの「頭痛」を抱えている患者さんが、その対策として「専用頭痛薬」を続けて摂取し過ぎてしまうことにより、「頭痛が慢性化したような状態」に陥ってしまう疾患です。「頭痛」を感じたときにご自身の判断で「一時的」に「薬局」にて「頭痛薬」を購入することは間違った手段ではありませんが、ズルズルと症状が続くようであれば、専門医師による診察を受けるようにしましょう。

緊張型頭痛にコーヒーは逆効果

「頭痛にはコーヒー摂取による治し方・治療法に効果がある」と聞いたことがある方が多いようですが、これは、「コーヒー」に含有される「カフェイン」によって「血管収縮」をさせる働きがあるため、「血管拡張による片頭痛」などの場合は「痛み・症状緩和」は期待できるということにあたります。

ところが、「緊張型(緊張性)頭痛」の場合は「血管収縮」をさせるという「カフェイン」の作用は逆効果であり、むしろ「痛み・症状」を悪化させてしまう危険性があるので注意が必要です。

くれぐれも、気をつけるようにしてくださいね。

(参考:フランス総合医療株式会社)

緊張型頭痛の予防方法

「緊張型(緊張性)頭痛」の「予防」には、冒頭で触れたような「精神的・身体的ストレス」を如何にして解消させてあげるかが、ひとつのカギとなってきますが、それはとても簡単なことの積み重ねです。

時間さえ見つければ、いつでもすぐにできることを以下に記載しますので、日々取り組むように心がけていきましょう。

緊張型(緊張性)頭痛の予防方法】

  • 背筋をピンと伸ばしたり肩を大きく回したりするなどしてこまめに気分転換をしながら筋肉をほぐしてあげること
  • 同じ姿勢・態勢で長時間いないこと
  • 入浴時にはシャワーで済ませずに湯船に浸かること
  • 気を張らずにのんびりと過ごせるリラックスタイムを確保すること
  • 軽い運動として歩く(ウォーキング)を取り入れること
  • 就寝時には自分にあった枕の使用をすること

尚、「緊張型頭痛」に効果的な「運動・ストレッチ・マッサージ」については以下の記事にて解説していますので、こちらの方もあわせて参考にしてみてください。

緊張型(緊張性)頭痛への効果抜群!簡単な運動・ストレッチ・マッサージ方法

(参考:NHK健康ch-緊張型頭痛の自己対策1:生活習慣の改善-)

まとめ

ここまで「緊張型頭痛の原因や吐き気+めまいが解決できる治し方・治療法」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

「緊張型(緊張性)頭痛」は、あなたが気づかない間に「精神的・身体的ストレス」が蓄積されるこちによって発症していることが多い疾患ですが、むやみやたらに「鎮痛薬」や「湿布」を使用することはおすすめできません。

「痛み・吐き気・めまいがつらくて今すぐにでもどうにかしたい」というような場合は、専門医師による診察を受け、「薬」を処方してもらう方が良いですが、最も重要なのは、日頃からあなた自身の身体をいたわり、「筋肉」が固まらないようにしっかりとほぐしてあげることです。

特に、デスクワークが多い方は「緊張型(緊張性)頭痛」を患いやすいと考えられますので、意識的に「運動・ストレッチ・マッサージ」を取り入れるようにしましょう。

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