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大豆レシチンの効果効能・副作用!多い食品とおすすめサプリもご紹介

 2017/09/25 健康  

この記事では「大豆レシチンの効果・効能と副作用」また「大豆レシチンが多く含まれる食品やサプリ」について紹介していきます。

突然ですが、あなたは今以下のような悩みを抱えていませんか?

「集中力・記憶力をアップさせて仕事や勉強の効率を良くしたい」
「ADHDなどの発達障害に悩んでいる」
「肌荒れを改善して美肌になりたい」
「無理なく自然にダイエットしたい」
「コレステロール値を改善して動脈硬化などの生活習慣病を予防したい」

ひとつでも「あてはまる!」という方におすすめしたいのが、「大豆レシチン」です。きっと一度は耳にしたことがあるかと思います。

ここでは、「レシチンとはそもそもどういった物質・成分なのか」というところから「無添加で効果的な大豆レシチンサプリメント」までをご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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レシチンとは

レシチンの概要

「レシチン」と聞くと「食品添加物」の一種である「乳化剤のレシチン」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、もともと「レシチン」は「卵黄」によってフランスにて発見されたことから「レシトス=ギリシャ語での卵黄」に由来して「レシチン」と名付けられ、現在では「大豆レシチン」と「卵黄レシチン」の大きく2種類が、広く知れ渡るようになりました。

また、「レシチン」は「大豆」や「卵黄」などに含まれる「リン脂質(細胞膜の主要成分)」の一種で、別名「ホスファチジルコリン」とも呼ばれているのですが、私たちの体内において「脂肪」が「運搬→貯蔵」されるときに「タンパク質」と結合させたり、「情報伝達」に必須成分として働きかけたりするなど、その存在は非常に重要です。

「60兆個」に及ぶすべての細胞膜の主成分として作用する「レシチン」は、中でも「脳神経・心臓・骨髄・血液・肝臓・腎臓・肺・胃腸」などの主要組織での量が最も多く、「脳疾患」や「動脈硬化・心臓病」などに効果効能が期待されています。

尚、食品添加物としての「レシチン(乳化剤)の安全性」については、以下の記事にて詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

乳化剤はどれくらい安全な食品添加物なのか

大豆レシチン

「大豆」が原料となる「大豆レシチン」の特徴は、「体内の血液中に比較的長く滞留することが可能である」ということ。そのため、以下のような疾患・症状への効果効能が大きく見込まれます。

また、「大豆」には「大豆サポニン・良質なタンパク質」が豊富に含まれていることから、「がん予防」としても大いに期待できるので、身体の健康を総合的に捉えたい方におすすめしたい栄養成分です。

【大豆レシチンに期待される効果効能】

  • 高脂血症の予防・改善
  • 脳卒中の予防・改善
  • 動脈硬化の予防・改善
  • 心臓病の予防・改善
  • ダイエット効果
  • 美肌効果

大豆レシチン

卵黄レシチン

「卵黄」が原料となる「卵黄レシチン」の特徴は、「神経系に関わりの深いホスファチジルコリンという成分の含有量が大豆レシチンよりも比較的高い」ということ。そのため、以下のような「脳」をはじめとする疾患・症状への効果が高いとされています。

ただし、「卵黄」には「コレステロール」も多く含まれているため、「肥満が気になる方」などが「レシチン」を摂取する場合は、「大豆レシチン」がおすすめです。

【卵黄レシチンに期待される効果効能】

  • 認知症
  • アルツハイマー

卵黄レシチン

レシチンを多く含む食品

【レシチンを多く含む主な食品】

  • 大豆・大豆加工製品(豆腐・納豆・豆乳など)
  • 卵黄
  • レバー
  • うなぎ
  • ウニ
  • 銀杏

レシチンを多く含む食品

大豆レシチンの効果効能

肌質改善・美肌効果

「レシチン」にはもともと「肌(皮膚)をダメージから保護する」という作用があることから、損傷に強い効能があると知られていますが、他にも「レシチン」独自の「乳化作用」によって「コレステロールの分解・排出」「血中の脂質を凝固させない働き」がなされ、体内に吸収された「栄養素」「酸素」といったものの運搬がスムーズになります。

これにより、体内のあらゆる働きが活発化し、「肌質の改善」が見込まれ、「美肌効果」へとつながっていくのです。

大豆レシチンには肌質を改善して美肌へ導く効果効能がある

肝臓機能向上・ダイエット効果

「レシチン」をつくっているひとつの要素に、「肝臓における脂質代謝」に必須となる「コリン」というものが存在しますが、他にも「肝臓機能(肝機能)の保護」「細胞に欠かせない酸素・栄養素をしっかりと取り入れながら身体に不要なものは排除する」という作用が「レシチン」にはあり、「肝臓をつくる細胞」とともに「善玉コレステロールを増やす」「身体エネルギーの代謝力・脂肪代謝の促進」という効果的な働きもすることが明確になっています。

これらによって以下のような疾患・症状への効果効能があらわれ、最終的には多くの女性が理想として掲げる「無理のない自然なダイエット」が可能となるのです。

【レシチンによる肝臓機能・肝疾患などへの効果効能】

  • 血糖値を低下させる
  • 肥満の予防
  • 内臓脂肪蓄積の防止
  • 肝硬変・脂肪肝の予防改善

大豆レシチンには肝臓機能を向上させてダイエットへ導く効果効能がある

コレステロール値改善・動脈硬化の予防効果

「コレステロール」自体は「神経系」「細胞膜」をつくる成分ですが、「善玉コレステロール(HDL)」と「悪玉コレステロール(LDL)」の2種類が存在します。

基本的には、血中の「悪玉コレステロール(LDL)」が増えて血管に付着してしまうと「血液の流れ」が悪くなり、結果として「動脈硬化」「高脂血症」を引き起こす大きな要因に。

一方の「善玉コレステロール(HDL)」には「レシチン」が多く含まれることから、「血管の中にある過剰なコレステロールを一掃する」大きなメリットがあります。

そのため、「レシチン」をしっかりと摂取していると、血中において「水・油の相反する性質を乳化する作用」が働き、「善玉コレステロール(HDL)が増える+悪玉コレステロール(LDL)が減る」「肝臓のコレステロール合成酵素の作用が抑えられる」というように、「コレステロール」をしっかりとコントロールすることで、上記のような「コレステロールのアンバランスによる疾患」をあらかじめ防いでくれることができるのです。

大豆レシチンにはコレステロール値の改善や動脈硬化予防などの効果効能がある

記憶力・集中力・学習能力を向上させる効果効能
(卵黄レシチンの方が期待度○)

「レシチン」をつくるひとつの要素である「コリン」。

この「コリン」は体内に吸収されると「アセチルコリン」という脳の神経伝達物質の材料となり、脳へ到達すると「認識・記憶・筋肉の動作」などあらゆる働きのサポートを行うのですが、仮に「レシチン不足」に陥ると、以下のような症状が多く見受けられるようになってしまいます。

【レシチン不足によって脳に生じる代表的な症状】

  • 記憶力・集中力が低下する(学習効率が悪くなる)
  • 不眠症に陥る
  • イライラしやすくなる

そのため、的確な量の「レシチン」を常に摂取し、「アセチルコリン」の適切な濃度をしっかりと保持することが、脳の機能を向上させる上で非常に重要であると言えるのです。

レシチンには記憶集中力や学習能力向上の効果効能がある

認知症・アルツハイマーの予防効果
(卵黄レシチンの方が期待度○)

身体全体の細胞増加は20歳をピークに、それ以降は歳を重ねるごとに日々減少していくことで脳内においても「脳細胞の破壊」が生じ、「脳の神経線維」までがダメージを受けると「認知症」などの疾患を招く原因となります。

ところが、「140個もの脳細胞を支える主役」といっても過言でない存在である「レシチン」を日々しっかりと摂取することによって、先程も挙げた「アセチルコリン(脳の神経伝達物質)」がどんどん生成され、脳細胞破壊を最小限に抑える他、以下のような脳の症状も防ぐことができるのです。

【レシチン摂取によって予防可能な脳の症状】

  • 学習能力の向上
  • 記憶力の向上
  • 認知症の予防
  • アルツハイマー病の予防
  • 発達障害(ADHDなど)への効果効能

レシチンには認知症やアルツハイマー予防の効果効能がある

大豆レシチン摂取量の目安とアレルギー・副作用

1日における摂取量の目安

「レシチン」の1日における摂取量は「これ!」というようにはっきりとは定められていないのですが、一定の目安として以下の量をもとに摂りいれるようにしましょう。

過度な摂取は厳禁です。

【大豆レシチンの1日における摂取量の目安】

目的 1日の摂取量の目安
健康維持 5~10g

健康維持を目的とした大豆レシチンの1日における摂取量の目安は5~10g

アレルギー

「大豆レシチン」はその名の通り「大豆」をが原料となっているため、「大豆アレルギー」をお持ちの方は摂取を控えるようにしてください。

大豆アレルギーがある場合は大豆レシチンの摂取を控えること

副作用

基本的に「レシチン」は私たちが日常的に口にしている食品・食べ物に含まれているため、その安全性は非常に高く、特に大きな副作用はありません。

ただし、必要以上に過剰な摂取をしてしまうと、「強い腹痛」「下痢」などを引き起こす恐れがありますので、「摂取量の目安」を参考にしていただきたいと思います。

また、現在通院中で「処方薬」を服用されている方などは、担当医師の方と「レシチン摂取」について一度相談されるとより安心です。

大豆レシチンの安全性は高く大きな副作用の心配はない

大豆レシチンのおすすめサプリ

[おすすめ1]レシチン顆粒タイプニューサイエンス

サプリの特徴とおすすめポイント

ニューサイエンスのレシチン顆粒タイプ

商品名  レシチン顆粒タイプ
メーカー・ブランド ニューサイエンス(株式会社ニュー・サイエンス)/正規販売店=ナチュラルウェブ(株式会社デック)
内容量  225g
原材料 大豆レシチン(リン脂質99.3%含有)
 通常公式価格
(税込)
5,076円
(送料無料)
公式サイト http://www.naturalweb.co.jp/SHOP/N20181.html

ニューサイエンスの「レシチン」は、「遺伝子組み換えでない大豆」による非常に高純度で質の高い「100%天然のレシチン」が使用している、着色料・香料・合成保存料をはじめとする不必要な成分完全無添加の安心安全なサプリメントです。

スプーン1杯(7g)で「2,300mg」という、とても豊富な「レシチン」を手軽に摂取できることから、美容健康に気をつけたいという方におすすめ!

そのまま口にすることも良いですし、ヨーグルトやサラダに振りかけてもおいしく召し上がっていただけます。

[おすすめ2]ホスファチジルコリン大豆レシチンサプリメント(インターフェニックス)

サプリの特徴とおすすめポイント

インターフェニックスのホスファチジルコリン大豆レシチンサプリメント

商品名  ホスファチジルコリン大豆レシチンサプリメント
メーカー・ブランド インターフェニックス(株式会社インターフェニックス)
内容量 50粒(1粒=385mg )
原材料 ホスファチジルコリン(遺伝子組み換えでない大豆レシチン)、ゼラチン、植物性グリセリン、精製水、ごく少量のアルコール(アレルギー反応はありません)
 通常公式価格
(税込)
3,680円
(送料無料)
公式サイト http://www.interphoenix.com/category/72240.shtml

インターフェニックスの「 ホスファチジルコリン大豆レシチンサプリメント」では、「酸化しやすいレシチンをどのようにして新鮮なままサプリ化できるか」ということに対して、以下に挙げる通りさまざまな工夫がなされています。

  • アメリカの良質で非遺伝子組み換えの純粋な大豆による「レシチン」+サプリメント1粒に385mgの高純度高品質の「ホスファチジルコリン」だけを使用
  • 「レシチン」の鮮度を保持する「ソフトジェル」を厳選して「新鮮なレシチン」を提供
  • 防腐剤・着色料・香料など身体に不必要な成分は無添加

「粒状サプリメント」でより手軽に摂取することができるため、「飲みやすいレシチン」をお探しの方におすすめです。

まとめ

「大豆レシチン」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

「レシチン」には、脳神経から内臓機能までに及ぶ身体の健康保持に限らず、ダイエットや美肌という女性に嬉しい効果効能も豊富に備わっています。

副作用の少ない「大豆レシチンサプリ」で必要成分を補う他、身近な食材からも十分に摂取することができますので、日頃から積極的に取り入れるようにすると良いでしょう。

尚、「大豆レシチンサプリ」で有名な「豊年大豆レシチン」では「第3リン酸カルシウム」という痛風の原因ともなる成分が使用され、「DHCレシチン」では「原材料の大豆が遺伝子組み換えでない」といった表記が見受けられないことから、ここではおすすめしないことと判断しています。

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