高カカオチョコレートの効果・効能10選!ダイエットにもおすすめ?
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「カカオ成分」が豊富な「高カカオチョコレート」。あのNHKの人気番組「あさイチ」でも取り上げられたことから、「美容・ダイエット」に関心の高い多くの女性を中心として、今ブームになってきていますよね!
「でも、高カカオチョコレートの何が身体に良いのか?美容・ダイエットに良いのか?」
「カカオポリフェノールの効能ってどういうもの?」
と聞かれると、「あれ?」と首をかしげてしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで、ここでは「高カカオチョコレートとは何か」というところから「効果・効能や副作用」「適切な食べ方や食べるタイミング」までを詳しく解説していきます。
ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね。
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目次
高カカオチョコレートとは
「チョコレート」というと、私たちの中には「スイーツ・お菓子」というイメージが強くありますが、実は「チョコレート」自体は「カカオ豆をすり潰すことでできあがったドリンク」であることを知っていましたか?
「チョコレート」には「アンチエイジング」に効果的な「カカオポリフェノール」をはじめ、「カルシウム」「亜鉛」「マグネシウム」「鉄分」「食物繊維」を含むことから、古くは「チョコレート」を「薬・治療薬」として用いていた時代もあるのです。
通常の「チョコレート」の「カカオ成分」は、チョコレート全体の半分以下である「30~40%」の割合でしかありません。ところが、中には「カカオ成分」を「70%以上」も含んでいるものが存在します。
これが、いわゆる「高カカオチョコレート」。「カカオマス」の「カカオポリフェノール含有量」は、植物性の飲食物の中でも最高峰です。さらに、「高カカオチョコレート」であれば、「フラボノイド」などの健康にも良い成分が効率的に摂取することができます。
まれに「80%以上」の「高カカオチョコレート」もありますが、「カカオ含有量」は増えれば増えるほどに「カフェイン量」も比例していくので、無理に「80%以上」の「チョコレート」にチャレンジする必要はありませんよ。
(画像出典:Conche)
高カカオチョコレートの効果・効能10選!
[1]肥満抑制・ダイエット効果
「高カカオチョコレート」の原料=「カカオ豆」の「ステアリン酸(脂肪分)」は非常に良質で「低カロリーでコレステロール値を低下させる」という効果をもたらす他、「カカオポリフェノール」から来る「代謝促進」によって、より一層「肥満」を抑えてくれるので、「高カカオチョコレート」は意外にも「ダイエット」に効果的。
特に、「食前」のタイミングに摂取をすると、血糖値の上昇を押させる働きがあり「過度な食欲」が抑えられますよ!
[2]便秘改善効果
「高カカオチョコレート」には「カカオポリフェノール」の他に「カカオプロテイン」という有効成分がありますが、これが「便秘」に対して以下のような非常に効果的な働きをしてくれることが明らかになりました。
【便秘を抱える女性を対象とした臨床試験での効果】
- 便の色の正常化
- 排便回数増加
- 便のカサ・量の増加
これは、「カカオプロテイン」は「小腸」では消化されにくいことから「大腸」において「便のカサ」を蓄えることができるとともに、「高カカオチョコレート」の継続的摂取によって、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」と肩を並べる「腸内細菌(善玉菌)」である「フィーカリバクテリウム」が増加し、「大腸」における「ぜん動運動」の活発化が可能となるからです。
[3]美容・美肌への効果効能
「高カカオチョコレート」の「カカオポリフェノール」成分には、肌の大敵である「活性酸素を抑制する働き=抗酸化作用」があり、実際に「約3ヶ月の継続的な摂取」によって「紫外線による肌の赤身予防」「角質の水分量保持」に効果があったとの研究報告もされています。
「チョコレートを食べたらニキビができるのではないかと心配・不安!」という方も多いかと思いますが、こうしたことからも「チョコレートがニキビを発生させる」という因果関係は薄く、むしろ「美容・美肌への効果効能」が期待できるということがわかりますね。(アメリカ・ペンシルベニア大学での研究でもすでに証明済)
[4]アレルギー改善効果
「高カカオチョコレート」には「活性酸素」の過剰な発生を抑える働きがあることから、以下のような「アレルギー症状」に効果的です。
【高カカオチョコレートのアレルギーへの効果】
- リウマチ
- アレルギー性疾患
- 咳(せき)
- 花粉症
[5]眼疾患抑制効果
「高カカオチョコレート」には「抗酸化作用」があることから、以下のような「目・眼」に関する疾患・症状に効果的です。
【高カカオチョコレートの眼疾患への効果】
- アトピー性眼症状
- 花粉症による目の痒み(かゆみ)
- 近視の症状進行の抑制
- 黄斑変性症
- ドライアイ
- 緑内障
- 静脈閉そく症
[6]脳の若返り・学習機能向上
「タンパク質」のひとつに「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という「脳」の働きに重要な役割を担う栄養成分を知っていますか?
この「BDNF」は、「脳」の中でも特に「海馬」という「記憶形成」に関係する部位に集中しており、私たちの「学習・記憶」に役立てられているのですが、年齢を追うごとに減少し、特に65歳以上の高齢者の方には、その現象が顕著にあらわれてきます。
そこで、「BDNF」の一定量を保持する、あるいは増加させるために一番効率的な方法としておすすめしたいのが、「カカオポリフェノール」が豊富な「高カカオチョコレート」の摂取。
「高カカオチョコレート」をおやつ代わりに取り入れるだけで、手軽に「記憶力・集中力を高めて学習機能向上をさせること」が見込めるのです。
さらに、「GM-BHQ(大脳皮質量の指標)」についても、「たった4週間の高カカオチョコレート摂取」によって「1~2歳ほどの若返り効果が見られた」という臨床試験結果報告も存在する他、「脳」の「DHA酸化」を阻止することによって、「認知症」の予防効果にも大きく期待できます。
[7]抗ストレス効果
「高カカオチョコレート」の「カカオポリフェノール」には、「ストレスホルモンの軽減」「ストレスによる反応」を減らす働きがある他、「テオブロミン」という「苦味成分」の「自律神経のバランス調整作用」により、「疲労」に覆われた心身を「リラックス」させてくれる効果があります。
ただし、過剰摂取をすると逆に「興奮」させてしまう恐れがあるため、食べ過ぎには十分注意してください。
[8]生活習慣病予防効果
「高カカオチョコレート」の「カカオポリフェノール」には、「血圧低下・血圧上昇の予防」「血糖値低下」「善玉(HDL)コレステロールの増加」などにより、「脳卒中」「動脈硬化」をはじめとする「生活習慣病」の予防や、「疲労回復」への効果があります。
[9]がん予防効果
「高カカオチョコレート」に含まれる豊富な「カカオポリフェノール」には「抗酸化作用」がありますが、この働きが「がん疾患」に対して一定の効果をもたらすという研究が進められています。
実際に、「高カカオチョコレート」の摂取によって「がん患者の死亡率減少」が見込まれるという研究報告が存在するほどです。
[10]虫歯・歯周病予防
「高カカオチョコレート」の「カカオポリフェノール」は、「虫歯・歯周病予防」という効果をもたらしてくれます。
もちろん、「チョコレートを食べれば虫歯にならない」という訳ではありません。食後には、しっかりと歯磨きをしてくださいね。
高カカオチョコレートの摂取量の目安(食べ方)と食べるタイミング
前述してきたように多くの症状に対して幅広く効果を示してくれる「カカオポリフェノール」ですが、「高カカオチョコレート摂取」のおよろ2時間後を目途に少しずつ体外へと排出されてしまうため、一度摂取したからと言って長時間体内にとどめておくことができない成分でもあります。
ですから、一度に大量の「高カカオチョコレート」を取り入れるのではなく、「1回につき25g」の量を1日の中で「数回」に分けて口にするようにしましょう。
「食べるタイミング」としては、「食前」がおすすめ。「血糖値の急な上昇」をしっかりと抑えてくれますよ!
「高カカオチョコレート摂取」には特に難しいレシピは必要ありませんが、くれぐれも食べ過ぎには気をつけるようにしてください。
まとめ
ここまで「高カカオチョコレート」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
「チョコレートでニキビができるのが嫌/ダイエットのために食べたい気持ちをずっと我慢させてきた」という女性には、ぜひおすすめしたいおやつでもありますから、「美容・健康に磨きをかけたいけれどお菓子をセーブしたくない」という方は早速取り入れるようにしてみてください。
ただし、食べ過ぎは厳禁です。1日数回に分けて、美味しさと栄養をしっかりと補充していきましょう。
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