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肌断食の効果【毛穴・シミ】とやり方|乾燥への保湿はワセリンで!

 2018/04/02 美容  

「肌本来の機能を取り戻す」ことで、肌トラブルを改善へと導くという「肌断食」。

これは、今多くの女性の間で話題となっている、新たなスキンケア方法です。

ここでは、「肌断食による毛穴・シミなどへの効果」「ワセリンによる保湿のやり方」「日焼け止めの使用を避けるべき理由」などについてわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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肌断食とは

肌断食

「肌断食」に明確な定義はありませんが、通常は、「クレンジング」「洗顔」「化粧水」「美容液」「保湿クリーム・乳液」によるケアを一時的にストップし、「水洗顔」あるいは「石鹸洗顔」の後は「何もつけない」というスキンケア法のことを言います。

「肌断食」における最大の目的は、「メイク・過度なケア」で酷使してきた「素肌」に休息を与え、「本来の素肌力」を蘇らせること。

これまでに行ってきた「ケア」を急に施さなくなることで、はじめは高確率で「カサカサ」「皮剥け」などの「肌荒れ」が生じてくるのですが、その多くは「時間の経過」とともに落ち着いていくでしょう。

ただし、「肌断食」を実践するときの「気温湿度」「年齢」「体質」によっては「適していない場合」も考えられますので、しっかりと知識を得てから本格的にお試しになってください。

肌断食の肌荒れ改善効果|実感できるまでの期間は?

乾燥肌改善効果

「乾燥肌」の主な原因としては、「化粧品の過度な使用による刺激・損傷」「洗顔による過剰な皮脂成分流出」などが該当します。

ですから、こういった「肌に刺激となる化粧品類」に頼ることのない「スキンケア」を取り入れていけば、「必要な水分」をしっかりと保持する体質ができる、つまり「バリア機能の正常化した素肌」へと戻していくことができるのですね。

はじめは戸惑うことの方が多いかもしれませんが、「洗顔料不使用の水洗顔(または石鹸洗顔)」を続けていくことで、「肌」が自然と「水分不足」を察知し、「適度な皮脂の分泌」をはじめていくことでしょう。

ニキビへの効果

「ニキビができないようにと頑張って日々続けているスキンケア」、実は「肌本来の治癒機能」を低下させることで、逆に「過剰な皮脂分泌」を招き、「ニキビができやすい肌」をつくっているかもしれません。

もし、これに気づかずに「肌への負荷が多い化粧品によるケア」を続けてしまうと、「ニキビ治癒が遅くなる」という負のスパイラルに陥り、いつまでたっても「理想的な肌」とはほど遠くるばかり。

ところが、そもそも「薬品に頼らなければ完治しない」というのは、絶対的な正解ではなく、そういったときにこそ「肌断食」が適しているということが多いと言えます。

特に、「負荷のかかる洗顔で必要以上の皮脂を洗い流す」ことが主な原因となって発生する「ニキビ」であれば、「水洗顔(または石鹸洗顔)」に切り替えることで、「皮脂コントロールの正常さ」を取り戻し、「本来のあるべき素肌」へと蘇らせることが大きく期待できるでしょう。

ニキビ跡への効果

「ニキビ跡」の中でも、「赤ニキビ跡」「色素沈着ニキビ跡」に対しては、「多少の効果」が期待できます。

これは、「肌断食」によって「ターンオーバーの正常化」がなされると、「必要以上の赤みの抑制」「メラニン排出」が働きはじめるためです。

さらに、「化粧品による刺激」によって敏感な状態を招いている場合は、「炎症の軽減」にも。

ただし、残念ながら「クレーターのようなニキビ跡」への「効果」は、ほぼ有り得ないと考えてください。

少々厳しいことかもしれませんが、「クレーター」にまで症状が悪化してしまうと、「修復」すること自体がそもそも困難であり、医療機関での「レーザー治療」でさえ、「完治は難しい」と言われているほどなのですね。

例え「肌断食」によって「ターンオーバー」が正常となっても、「深刻化したニキビ跡」を元へと戻すことはないと言ってよいでしょう。

毛穴・角栓(モサ)トラブル改善効果

「毛穴・角栓(モサ)トラブル」の中でも、「黒ずみ・皮脂詰まりの目立つ毛穴」「毛穴の開き」にお悩みであれば「化粧品の使用による過剰な刺激」を抑えることで、「たるんな毛穴」であれば「肌本来の保湿力修復」によって、「きめ細かな肌」へと戻していくことができます。

「肌断食初期」は、「症状の悪化」が見られることが多くなると思いますが、それは一種の「好転反応」です。

辛い時期をグッと耐えて、少しずつ肌表面に現れる変化を実感していってください。

以下は、「肌断食」によって「毛穴・角栓(モサ)トラブル」が改善された方々の口コミとなりますが、どれを見ても顕著な結果が現れてきています。

「化粧品ジプシー」で今も尚、「毛穴」にお悩みの方は、必見です。

【口コミ】

シミへの効果

「肌断食」で「肌のターンオーバー」が正常な状態であれば、「バリア機能」がしっかりと作用するので、「紫外線による刺激が真皮まで到達する」というようなことを防ぐことができます。

実を言うと、日常生活の中での「ちょっとしたお散歩」は、「肌のバリア機能」を維持していく上で、とても重要。

ですから、安易に「日焼け止めに頼る」こと自体、「本来求めるべきケアではない」のですね。

「一度できてしまったシミ」は、「完全消失」のような状態となるまでに「1年以上」の時間を必要とすることが多くなっています。

さらに、「30~40代」へとなるに連れて「ターンオーバー」のスピードも落ちていきますので、早い段階から「シミをつくりにくい土台」を仕上げていくようにすると良いでしょう。

ただし、「長時間に及ぶ日光浴」などは、どんなに「正常化」されていても「ダメージ」を与える原因となりますので、控えるようにしてください。

【口コミ】

 

効果を実感できるまでの期間

「肌断食の効果」は、決して「短期間」で現れるものではありません。

もちろん、早い方であれば「数週間」のうちに改善傾向が見られるでしょうが、多くのケースは「長期期間」を必要とします。

中でも、これまで「スキンケアに力を入れてきた経験が長い」というほど、「たどり着くまでの道のりも長い」と考えてください。

基本的には、「初期の好転反応(肌荒れ)」「肌機能の回復」「安定期」へと移行していくはずです。

「1年前と比べてもだいぶ肌荒れが改善されてきた/肌荒れしにくくなてきた」といった嬉しい変化を感じてらっしゃる方も多くいらっしゃいます。

肌断食のやり方|基本は水洗顔&ワセリン保湿

洗顔

水(ぬるま湯)洗顔

「洗顔」をするときは、「水(ぬるま湯)洗顔」を基本としましょう。

「水温の目安」は、「34~35℃程度」が理想です。

【水(ぬるま湯)洗顔方法】

  1. 両手で「水(ぬるま湯)」をすくい、優しく顔を覆うようにして洗います。イメージとしては、「豆腐」をなでるような感じですね!
  2. 「顔の向き」などを変えながら「1」を繰り返していきます。くれぐれも「ゴシゴシ」と傷つけるように洗うことは控えてください。
  3. 清潔なタオルでそっとあてるようにして水気を拭き取れば終了です。

石鹸洗顔

基本的には上記の「水(ぬるま湯洗顔)」をおすすめしますが、「メイク」などをされている場合は、「界面活性剤等の添加物を一切含まない→純石鹸」による「石鹸洗顔」をされると良いでしょう。

※「純石鹸」=石鹸素地と水のみ、あるいは石鹸素地が主原料の石鹸

ワセリンによる保湿|化粧水は使用しません

「洗顔後の保湿」には、「ワセリン」だけを使用しましょう。

なぜ「ワセリン」にこだわるのかと言うと、「肌に刺激を与えることなく、優しく保護してくれる」からです。

「ワセリン」にもさまざまな種類がありますが、非常に敏感な「顔」に用いるものであるため、「高純度のもの(医療用の白色ワセリンなど)」を選ぶようにしましょう。

「高純度である」ほど「不純物」が少なく、「酸化などによる肌への刺激」が軽減され、「ワセリンの色み」としては、「透明」に近づく方が使用しやすくなります。

以下、おすすめの「ワセリン」となりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【おすすめのワセリン】

[1]サンホワイトP-1

サンホワイトP-1

「サンホワイトP-1」は非常にのびが良く、「ワセリン」の中では最も使い心地に優れています。

「パッチテスト基材」としても取り入れられるほどの「高純度ワセリン」でもありますので、ぜひお試しになってみてください。

サンホワイトP-1(日興リカ株式会社)

【ワセリンのつけ方】

  1. 「お米の1/2程度(少量)のワセリン」を手に取り、手のひらでのばします。
  2. 「1」をあくまでも「かゆみがある」「乾燥・カサカサしている」「粉が吹いている」というような反応のあるところに「手のひらを押しつける」ようなイメージで塗布していきます。絶対にこすってはいけません。

肌断食中の経過例

「肌断食」をはじめてからの「1週間目」は、「かゆみ」「乾燥」「粉を吹く」などのトラブルを訴える確率が高いのですが、「1ヶ月後」になると、「赤みに改善が見られてきた」など、上記のような症状が少し落ち着いてくる方が多くなると言えるでしょう。

「半年」が経過する頃には、「順調に進んでいる方」と「好転反応などの症状に打ち勝てずに断念した方」の二手に分かれてきます。

順調である場合には、「初期の好転反応」はだいぶ緩和されていくはずです。

ただし、個人差がありますので、あくまでも「目安」として捉えるようにしてください。

肌断食中に日焼け止めを使っても大丈夫?

「肌断食中」における「日焼け止めの使用」はNG。

通常であれば、外出時の「日焼け止め」は欠かせないケアのひとつと言えますが、「紫外線吸収剤」「界面活性剤」や「塗布する際に生じる摩擦」によって「肌がダメージを負う」恐れが強いからです。

現に、「紫外線の専門研究者」によれば、「日本人が15分以上日にあたる場合は日焼け止めは必要であるものの、それに該当しなければつけなくて良い/むしろつけない方が良い」とさえ言われています。

また、「肌断食中」は「クレンジング」を行わないため、「一般的な日焼け止め」を塗布してしまうと、「汚れ」を落としきれなくなってしまうことに。

こういった「汚れ」が蓄積されると「毛穴詰まり・黒ずみ」などの原因となるので、「肌断食」をスムーズに進めるためにも「日焼け止め」をつける習慣はなくしていきましょう。

どうしても長時間の外出の予定がある場合は、「ワセリンが主成分となっている日焼け止め」であれば、使用しても構いません。

それ以外は、「日傘」「防止」などのアイテムを上手く活用しながら、「紫外線対策」を取り入れるようにしてください。

尚、今大人気の「飲む日焼け止め」もおすすめです。

私も毎日飲用していますが、「1日2粒程度」で「日焼け止めを塗らなくても大丈夫なほど」に効果を発揮してくれますよ!

「肌断食中」の方にはまさに最適と言えるでしょうから、こちらもあわせて参考になさってみてくださいね。

【おすすめの飲む日焼け止め】

[1]whitas・ホワイタス(AFREVI)

whitas・ホワイタス whitas・ホワイタスの成分

「whitas・ホワイタス」は、「1日2粒」の摂取を基本としています。

毎日続けることで、より「日に焼けにくい肌」へと改善されていく、おすすめの「飲む日焼け止め」です。

ホワイタスは非常におすすめの飲む日焼け止めです。詳しくは「ホワイタスの口コミ」の記事をご覧ください。

肌断食中のおすすめファンデーションメイク

「肌断食中」であっても、お仕事などをされている場合は「メイク」をすることが必要となりますよね。

とは言っても、「クレンジング&通常洗顔」はNGですので、もし「メイク」をされるのであれば、「石鹸で落とすことができる」ような「パウダータイプのファンデーション」を使用するようにしましょう。

特に、「エトヴォス」の「ミネラルファンデーション」は、肌に刺激となる成分がセーブされてつくられているので、非常におすすめです。

肌断食はいつまで続けるべき?

「肌断食」をいつまで続けるべきか。

私としては、「肌断食」を進めていくうちに、そのような考え・疑問は薄れていくのではないかと思います。

と言うのも、「肌のバリア機能・保湿力」が本来の姿へと戻されていくうちに、「特別なケア」を欲しなくなると感じるからです。

もちろん、「肌断食」には即効性があるわけではないので、その域に達するまでに繰り返される「肌荒れ(好転反応)」に負けてしまうかもしれません。

でももし、「長期間」に及んで取り組んでいくことさえできれば、それは現実となっていくことでしょう。

夜だけ肌断食は効果的?

「夜だけ肌断食」とは、その名の通り「夜のケアだけ行わない」という、「肌断食方法」です。

前述してきたような「本格的な肌断食」は、「朝夜に限らず化粧品などによるすべてのケア避けて通る」というもの。

もちろん、「クレンジング」もすることがないので、「メイクの仕方」にも制限が出てきます。

一方の「夜だけ肌断食」は、「朝のケア」に支障が出るわけではありません。

「就寝中」に生じる「皮脂汚れ」を「朝の洗顔」で洗い流せたり、「化粧水」「美容液」なども好きなように塗布することが可能です。

「夜だけ肌断食」では「夜」に「肌を休めてあげることができる」ので、「効果があるかないか」で言えば、「ある」とは考えます。

ところが、どうしても「化粧品に甘える時間」ができてしまうのも事実。

やはり、根本からの「肌機能強化」を望むのであれば、「本格的な肌断食」を実践されることをおすすめします。

肌断食の好転反応

肌断食の好転反応

角栓(モサ)ができる

「皮脂」と「古い角質」が混ざり合わさることでつくられる、「角栓(モサ)」。

この「角栓(モサ)」は、「肌断食の好転反応」としても悩まれる方の多い症状のひとつとなります。

私たちの肌上に出てくると、つい気になって触ってしまいがちですが、この「角栓(モサ)」がそのまま放置されていても何の問題もありません。

むしろ、「触れる」「こする」「取る」といった行為は、絶対に止めるべきです。

「肌断食」を進めていく上で、自然と「過剰な角栓(モサ)症状」は治まっていきますので、安心してください。

皮剥け・かさぶたができる

「皮剥け」は、「肌古い角質が留まっている」といった状態に該当するので、「肌機能の正常化」が進むにつれて自然と剥がれ落ちできます。

もし、どうしても気になるようであれば、「ワセリンを塗る」という対処をされると良いでしょう。

ただし、「かさぶた」となると、「水(ぬるま湯)洗顔」で落とし切れずに残ってしまった「皮脂」が原因となる「脂漏性皮膚炎」の疑いが出てくるため、該当する場合は、「医療機関」での診察を受けるようにしてください。

そして、「脂漏性皮膚炎」の症状が落ち着きはじめてから「肌断食」をされることをおすすめします。

かゆいほどのカサカサ・粉吹きが生じる

「肌断食」では、「化粧品による保湿」を施さないことから、どうしても「乾燥しやすい状態」となってしまいがちです。

「かゆみ・粉吹き」に及ぶほどの「乾燥」を招くことも多くありますが、そのような場合は「ワセリン」を塗ることで症状を和らげることができます。

「気になる部位」に優しく押しあてるように、つけてみてください。

肌断食の危険性|失敗する人とは?

そもそも肌断食が向いていないケースもある?

「肌断食を失敗する人」に多く見受けられるのは、「効果を得るために先走ってしまう」「初期の好転反応に対応しきれない」「肌断食についての理解不足」というケースですが、中には「そもそも肌断食自体をするべきではない=適した体質ではない」という方もいらっしゃいます。

それは、「生まれながらにして肌がデリケートである」という方です。

この場合、「原因が不明」ということも多いのですが、「肌断食によるケア」よりも「食生活」などの習慣を正すところからはじめる方が「肌質改善への効果」が期待できると考えます。

特に、「アトピー」を患っている方が、「保湿」を一切行わない「肌断食」を実践すると、そのほとんどが「失敗」に終わるという傾向が強いと言えるでしょう。

肌断食中に老けたという人はどのようなタイプ?

「年齢的に保湿力が劣ってきている」「肌の皮脂自体がそもそも多くない=乾燥肌の方」という方が「肌断食」を行うと、逆に「シワ」「乾燥」「たるみ」などを引き起こす恐れがあります。

「肌断食中に老けたような気がする」という方は、まさにこういったケースなのではないでしょうか?

やはり、「もともと正常な状態へと戻る肌体力」が伴っていなければ、上記のようにそのまま「老け込み」が進んでしまうことも大いに考えられますので、該当する場合は、無理に「肌断食」を行わないようにしてください。

まとめ

ここまで、「肌断食によるシミなどへの効果」「ワセリンによる保湿のやり方」「日焼け止めの使用を避けるべき理由」などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

「肌断食」は、「肌本来のバリア機能」を蘇らせることで「シミ」「毛穴」「ニキビ」などへの「効果」を高めていく、斬新なスキンケア方法です。

基本的なやり方としては、「水洗顔」「ワセリンによる保湿」のケアを中心とし、「日焼け止め」の使用は避けること。

これを徹底して行っていけば、時間はかかるものの確実に「素肌性」をとり戻すことができます。

ただし、「肌断食自体が合わない」という方もいらっしゃいますので、「本格的な実施」に入る前にしっかりとした知識を身につけるようにしてください。

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