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ごぼう茶の効果・効能9選【ダイエット・便秘・乳腺炎・血糖値】下痢の副作用には注意?

 2017/12/27 健康 美容  

「美容健康」への関心が高い方であれば、一度は耳にしたことがある「ごぼう茶」。「ごぼう茶」を摂取すれば、「ごぼう」の「有効栄養成分」を皮からまるごと摂取できるため、今大注目の「お茶」なのですよ!

ここでは「ごぼう茶の栄養成分や味」から「効果・効能」「副作用」までをわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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ごぼう茶とは?

栄養成分・食物繊維

「ごぼう」は、数ある「野菜」の中でも「抗酸化力」が強く、「水分吸収率」の高い「食物繊維」が豊富であるため、「胃」や「腸内環境」をしっかりと整えて「便秘改善」「免疫力向上」「体内毒素デトックス」などへの効果を発揮してくれます。

その他、「炭水化物」の一種でもある「イヌリン」が、「血糖値上昇抑制」「利尿促進」の働きをすることから、「糖尿病予防」に適した「食品・食材」としても、近年注目されているのですよ!

ごぼうの栄養成分・食物繊維

一方で、「ごぼう」は「灰汁(あく)」が強いという印象を抱く方が多いと思いますが、この「灰汁(あく)」は「ポリフェノール」という立派な「栄養成分」です。特に「サポニン」という健康・美容に役立つポリフェノールが含まれております。

「どうにかして、ごぼうの栄養を丸ごと摂取することはできないのか?」

このような考えを背景に専門機関が研究を重ねた結果、「加熱焙煎」を施した「ごぼう」、いわゆる「ごぼう茶」には、「抗酸化力」をはじめとする「栄養成分」がさらにアップさせることができるということが明らかになりました。

【ごぼうのORAC値と焙煎によるORAC値増加】

ごぼうのORAC値と焙煎によるORAC値増加
※「ORAC」=活性酸素吸収力であり、この数値が高ければ高いほど「抗酸化力」が強いということを示しています。

【ごぼう茶の腸内環境への影響】

ごぼう茶の腸内環境への影響

※左表は縦軸は免疫力を表す数値で、右側の大腸がんの危険視を表す数値です。

(参考:ごぼうの健康効果(ごぼう天国))

ごぼう茶はどんな味?

「ごぼう茶」の味はどのような感じであるかと言いますと、こればかりは好みが分かれる傾向にあるようです。

「ごぼう茶」の第一人者である「南雲吉則医師」が監修されている「あじかん焙煎ごぼう茶」の口コミ(@cosme)を見る限りでは、以下のような意見が目立ちます。

【焙煎ごぼう茶(あじかん)の口コミ-@cosme-】

  • とっても香ばしくて少し渋みや生姜のピリッとした感じのある美味しいお茶
  • ごぼうの芳ばしい香りと味でとても飲みやすい
  • ごぼうの味が濃くてしっかりとした味わい
  • とても香ばしいごぼうの味と香りがして苦味のようなものは感じない
  • ごぼうの味が強くてとても美味しい
  • ごぼう独特の香りがひどくて気持ち悪くなる
  • 紅茶や日本茶系を好んで飲んでいるとごぼう茶の味を受け入れられない

(参考:あじかん焙煎ごぼう茶の口コミ(@cosme))

カロリー・糖質

「ごぼう茶」は、基本的に「ノンカフェイン」「ノンシュガ-」であるため、特に「カロリー」「糖質」などを気にする必要はありません。

ごぼう茶の効果・効能9選

「ごぼう茶」の「ごぼう」を日頃から定期的に摂取することで、以下のような「効果効能」を得ることができます。ここからは、そのひとつひとつについて見ていくことにしましょう。

腸内環境・便秘改善・利尿効果

「ごぼう・ごぼう茶」に含まれる「オリゴ糖イヌリン(水溶性)」は「天然オリゴ糖」の一種です。この「オリゴ糖イヌリン(水溶性)」は「難消化性糖質」であるが故に「ブドウ糖生成」が抑制され、「腸内環境改善」「利尿」への効果効能が期待できます。

また、「食物繊維」の「リグニン」という「栄養成分」によって、「腸」における「善玉菌」を増殖させることも可能です。

抗酸化・若返り効果

「ごぼう・ごぼう茶」に含まれる「ポリフェノール(サポニン・クロロゲン酸・タンニン)」の中の「サポニン・クロロゲン酸」には、非常に強力な「抗酸化作用」があるため、「アンチエイジング・若返り」「美肌・美白」などへの効果効能が期待できます。

ダイエット効果

「ごぼう・ごぼう茶」に含まれる「オリゴ糖イヌリン(水溶性)」は「天然オリゴ糖」の一種です。

この「オリゴ糖イヌリン(水溶性)」は「難消化性糖質」であるが故に「ブドウ糖生成」が抑制され、「腸内脂肪分」「血中悪玉コレステロール」をしっかりと分解してくれるので、「ダイエット」への効果効能が大いに期待できます。

乳腺炎予防・改善効果

「ごぼうの種」である「牛蒡子・牛蒡子茶」には、「乳腺炎予防・改善」への効果効能があり、「初期症状」であれば、「1回」の摂取でもかなりの「即効性」が感じられることが多くなっています。

「患部のしこり・赤み」が気になる場合は、その症状がなくなるまで、継続して摂るようにしていきましょう。

尚、「赤ちゃん・乳児」へ与える「健康被害」の心配はないため、「授乳時間」に関係なく、お好きなときにお飲みいただいて問題ありません。

(参考:牛蒡子(ごぼうし)(漢方薬局いちやく草))

血糖値上昇・血中コレステロール抑制

「ごぼう・ごぼう茶」に含まれる「オリゴ糖イヌリン(水溶性)」は「天然オリゴ糖」の一種です。この「オリゴ糖イヌリン(水溶性)」は「難消化性糖質」であるが故に「ブドウ糖生成」が抑制され、「血糖値上昇抑制」への効果効能が期待できます。

また、「食物繊維」の「リグニン」という「栄養成分」によって、「胆汁酸吸着」が促されることから、「血中コレステロール抑制」を行うことが可能です。

さらに、「ポリフェノール(サポニン・クロロゲン酸・タンニン)」の中の「サポニン・クロロゲン酸」には、非常に強力な「抗酸化作用」があるため、「生活習慣予防」への効果も発揮されるでしょう。

消炎・止血・制菌効果

「ごぼう・ごぼう茶」に含まれる「ポリフェノール(サポニン・クロロゲン酸・タンニン)」の中の「タンニン」には、「消炎・抗菌効果」があります。

まだ、「抗生物質」などの「薬」が存在しなかった時代には、「タンニン」が「消炎剤」のひとつとして使用されていました。

むくみ・冷え性改善

「ごぼう・ごぼう茶」に含まれる「オリゴ糖イヌリン(水溶性)」は「天然オリゴ糖」の一種です。この「オリゴ糖イヌリン(水溶性)」には、「冷え性」「むくみ」の改善に向けた効果効能が期待できます。

高血圧予防・改善効果

「ごぼう・ごぼう茶」に含まれる「食物繊維」の中でも、「水溶性」に属する「アルギン酸」には、「高血圧予防・改善」への効果効能が期待できます。

膵臓がん抑制効果

近年の研究により、「ごぼうの種」である「牛蒡子・牛蒡子茶」には、「膵臓がん抑制効果」があるということが明らかになってきています。今後のさらなるメカニズム解明に期待しましょう。

ごぼう茶の飲み過ぎに注意?下痢の副作用報告もあり

1日の摂取量と効果的な飲み方

「ごぼう茶」はあくまでも「美容健康」を目的とした「お茶」であるため、特に「摂取制限」はないのですが、何事も「飲み過ぎ・摂り過ぎ」は身体に「下痢」などの副作用を及ぼしかねません。

基本的には「ノンシュガー」「ノンカフェイン」のつくりとなっていますので、「水分補給時」などの「お茶」などとして、「無理のない範囲」でお召し上がりください。

尚、「薬」との飲み合わせに関してダメージが生じた例はなく、「授乳中」の方でもOKです。

ただし、「妊娠中」の方は「カリウム」の「摂取量過多」によって、何かしらの影響が及ぶ恐れがありますので、担当医の方とご相談されることをおすすめします。

また、「乳児に対する影響」に関する臨床結果は確認できておらず、「小さなお子さま」が摂取される場合は「アレルギー検査」などをされてからの方が安心です。

(参考:あじかん美食生活-よくあるご質問-(ナグモクリニック総院長南雲先生監修「焙煎ごぼう茶」でおなじみのあじかんショップ))

いつ飲む?飲むタイングについて

「ごぼう茶」の「飲むタイミング」に制限はなく、「食前」「食後」「就寝前」を含めて、いつでもお好きなときにお召し上がりいただきたいと思います。

まとめ

ここまで「ごぼう茶の栄養成分や味」から「効果効能」などについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

「ごぼう」を皮からまるごと摂取できる「ごぼう茶」には、「食物繊維」「イヌリン」「ポリフェノール」などの有効な「栄養成分」が含まれており、「胃腸」「腎臓」の働きを高めることで「美容健康」への効果効能を存分に得ることができます。

「ノンシュガー」「ノンカフェイン」であるので、安心して摂取できるというのもありがたいですね!

特に「摂取量制限」は設けられていませんが、「飲み過ぎ・摂り過ぎ」によっては「下痢」などの「副作用」が生じる恐れがありますので、その点にはくれぐれも注意しましょう。

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