【徹底解説】アスタキサンチンの効果・効能12選
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世の中には、抗酸化作用を持つ食品(食材)が多く存在しています。もしかすると、ビタミン類などは、多くの方が積極的に摂取しているかもしれません。
その中でも、「アスタキサンチン」は抜群の効果・効能を発揮するということをご存知でしょうか?
ここでは、その内容について迫っていきたいと思います。身体のアンチエイジングに、ぜひ役立ててみてくださいね!
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目次
アスタキサンチンの抗酸化力
私たち人間の身体では、常に活性酸素が生成されています。
本来、活性酸素は体内に侵入してくる菌やウイルスから身を守るために白血球から放出される、必要不可欠なものなのですが、過度な運動やストレス、喫煙、食生活の偏り、その他紫外線などの影響を受けると過剰に発生し、身体をサビさせるという酸化が起きてしまうのです。
例えば、運動後に筋肉痛になるのは、大量に発生した活性酸素が筋肉の細胞を攻撃することが主な原因となっており、その攻撃がひどくなると、病気や老化、肥満などへと悪化してしまう恐れが出てきます。
多くの研究データによると、現に、あらゆる病気の9割以上が何らかのかたちで活性酸素が影響しているとの結果が…。
そこで今日の主役、アスタキサンチンの登場です!
アスタキサンチンは、これら必要以上に発生してしまった活性酸素の量を適量に戻すことにより、肌荒れや疲労など様々な身体の悩みを改善してくれるのですが、このような働きを「抗酸化作用」と言います。
このアスタキサンチン、スポーツ界でも多くのアスリートたちがアスタキサンチンを取り入れはじめているほど、現段階で発見されている抗酸化物質の中で、最も強力なものなのですよ!
抗酸化作用を持つものの中でも、アスタキサンチンの力は本当に素晴らしい!その言葉に尽きます。
一般的に、カボチャなどに含まれるβカロチンなどの抗酸化作用については、大分前から多くの方に認知されてきましたが、アスタキサンチンには、そのβカロチンを大きく上回る抗酸化作用があることが証明されてきているからです。
ある動物実験では、アスタキサンチンの投与後、寿命が約40%も伸びたというのですから、驚きますよね!1990年代には、アスタキサンチンの発がん予防効果・効能に関する研究がはじめられていると言いますから、期待は膨らむばかりです。
尚、「アスタキサンチンとは何か」についてもっと詳しく知りたいという方のために、以下で説明させていただいていますので、参考にしてみてください。
アスタキサンチンの効果・効能12選
それでは、アスタキサンチンの具体的な効果・効能について解説していきます。
沢山ありますが、最後まで要チェックです!
眼病効果
「パソコンを使う仕事で目が疲れる」
「寝ていても何だか目の疲れがとれない」
「視界がかすむことが多い」
そんな目の悩みを抱えている方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?こういった症状は、いわゆる眼精疲労の初期症状かもしれません。
この眼精疲労ですが、パソコンや携帯電話、スマホなどが普及した今の時代を象徴するような現代病の一つです。
ものを見るとき、私たちは、目の水晶体と呼ばれるレンズの厚みを調整することで、焦点を合わせていきます。
しかし、パソコンや繊細な作業を長時間行うと、毛様体筋という水晶体の厚みを調整する筋肉が疲れてしまい、レンズの厚みを調整することが難しくなるのです。この状態が、筋肉疲労の一種ともされる眼精疲労。
具体的には、眼痛や眼のかすみ、充血、頭痛や肩こり、吐き気などの全身に症状があらわれ、休息をとっても十分に回復するのが困難な状態のことを言います。
つまり、先ほどのような初期症状がひどくなると、頭痛や嘔吐を引き起こしてしまうことさえあるのです。
長期にわたって症状が続くこともあり、決して侮ってはいけません。自然には治癒しにくいとも言われており、症状改善には何らかの対策が必要になってきます。
そのようなとき、アスタキサンチンの成分は、栄養が届きにくいとされる血液網膜関門を潜り抜けて目の奥にまで入り込むことができ、尚且つ、直接的に抗酸化作用を発揮することが可能であるため、非常に有効です。
ちなみに、血液網膜関門とは、網膜にとって必要性を判断する器官のことを指します。
同じように抗酸化作用のあるビタミンBやビタミンEでは、この部分を突破することができないため、アスタキサンチンは、目の悩みに助けの手を差しのべることができる、数少ない重要な成分の一つなのです。
眼精疲労とアスタキサンチンに関する研究は、日本国内の医科大学など数多くの機関で盛んに行われ、「効果・効能あり」との結果が報告されています。
日常的に目の疲れのある方(健常者)を対象に、1日あたり4~12mgのアスタキサンチンを摂取させるという実験では、目のピント調節機能の向上と、目の疲労に伴うかすみや肩などの凝りといった症状の改善が確認できました。
アメリカのイリノイ州立大学による研究では、アスタキサンチンの摂取目安量が多いほど、ピント調整に要する時間短縮につながり、改善したという報告もあります。
健常者ではなく、眼精疲労を抱えている方を対象に行われたアスタキサンチンを2週間摂取させるという実験においても、目の症状はもちろんのこと、不快な症状が見られる他の身体の部位についても改善が確認されたと言いますから、驚いてしまいますよね!
そして、アスタキサンチンには、体内に入ると必要に応じて一部がビタミンAに変化するという、特殊な作用もあります。実は、このビタミンA、目を正常に保つためには深く関わってくる、重要な栄養素です。
具体的には、どのような働きをするのかと言うと、粘膜や上皮組織の保護にあたります。
涙にムチン層という薄い膜を作ることで角膜の表面を涙で多い、目の表面を保護するため、眼精疲労の一症状であるドライアイの予防もしてくれるのです。
また、アスタキサンチンは、緑内障や白内障にも効果・効能があると考えられています。
一般的に、白内障は60歳以上の患者さんが多いようですが、緑内障では、若い年齢層の方にも多く見受けられると言います。こちらの病気も、症状が悪化してしまうと失明率も高まってしまうという、恐ろしい病気なのです。
その他、加齢によって黄斑部が変性することで視界がゆがんだり狭くなる加齢黄斑変性症、虹彩や毛様体、網膜、脈絡膜に炎症が起こるブドウ膜炎にも効果・効能があるのではないかと研究が進んでいます。
目は肌以上に、紫外線などの外的ダメージを受けやすいデリケートな部分であるとともに、大脳と直結したところであるために、活性酸素を防いであげることは、私たちが想像しているよりも重要なのです。
もし、諸症状に少しでも心当たりのある方は、日々の生活にぜひ、アスタキサンチンを取り入れてみてください。生活の質の向上にも一役買えることでしょう!
美髪・育毛・白髪改善
「肌のケアには手をかけているけれど髪はそこまで…」
そうお考えの方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ところが、活性酸素を発生させるあらゆる要因、年齢とともに減少する抗酸化酵素による影響が、髪にあらわれてくるのです。いつもと変わらないような生活をしていても、ダメージが蓄積しやすくなる、老化現象の一つと言えるでしょう。
そんなとき、頼りになるのがアスタキサンチンです。強力な抗酸化作用によって、頭皮への紫外線によるダメージの修復や髪のアンチエイジングに高い効果・効能を発揮するのです。
そのため、髪でお悩みの方にも、アスタキサンチンを日常的に摂取することをおすすめしたいのですが、最近ではアスタキサンチンのシャンプー・コンディショナー、頭皮用の美容液などが商品化されてきています。
そちらにも目を向けていただき、ご自身の体質にも合いそうな場合は、本格的に使用してみてはいかがでしょうか?
その他、アスタキサンチンの目を見張るべき効果・効能は、育毛に強いというところにあります。
近年では、男性だけに限らず、女性でも多くの方が薄毛に悩んでいらっしゃると耳にします。基本的に、男性と女性の薄毛では原因やメカニズムが異なると言うのですが、共通しているのはヘアサイクルが崩れてしまっているということです。
髪が生えるペースよりも抜けるペースが上回ってしまえば、見た目が薄くなってしまうのは当然のことで、これを解決するには、本来のサイクルへと戻していく必要が出てきます。
実は、アスタキサンチンには、知覚神経を刺激することでインスリン様成長因子であるIGF-1の産出を増やし、毛母細胞への働きを高めることで、発毛を促進してくれる作用があるのです。
同じような悩みを持つ男性がおよそ1ヶ月間サプリメントを摂取するという実験では、期間中に増毛効果・効能が見られたという実験結果もあります。
このIGF-1を増やしてくれる効果・効能があるという食品(食材)が身近にあることをご存知でしょうか?
それは、鮭です。
1年を通して手に入りやすい食品(食材)ですので、鮭の切り身やいくらなど、食生活の中に意識的に取り入れるようにしてみると良いでしょう。
ただし、食事は栄養バランスが大切です。毎食鮭ばかりを食べていては、偏りが出てしまい、あまり好ましくありません。
アスタキサンチンを多く含む食品(食材)は、桜エビやオキアミなど他にもありますので、そちらも参考にしてみてください。
そして、アスタキサンチンには、白髪までも改善してくれる効果・効能があるという報告もされるようになってきました。
髪が白髪となってしまう原因は、肌の老化と同様に、紫外線やストレスなどが影響することで、大量の活性酸素が発生してしまうことが挙げられます。
つまり、アスタキサンチンの強い抗酸化作用によって活性酸素を除去してしまえば、白髪の改善を見込めるこいうことです。
美肌効果
強力な抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、やはり、肌への効果・効能も抜群です!
「最近肌荒れが気になる…」
「肌の老化を予防したい!」
そう感じていらっしゃる方、多いのではないでしょうか?
日々の生活の中で、活性酸素の過剰な生成により、知らず知らずのうちに、肌も多くのダメージを受けやすくなっているのですよ。
美肌の大敵と言うと、代表的なものが紫外線。この紫外線を浴びると、活性酸素の一種である一重項酸素が過剰に生成されてしまいます。
そして、皮膚で色素細胞活性化物質が分泌されることで起こるメラニン色素の沈着がシミを作り、細胞の組織を損傷するなどコラーゲンにも影響を与えることでシワやたるみができやすくなるなど、女性にとっては大きな悩みとなって姿をあらわしますよね。
アスタキサンチンには、メラニンの生成を抑制する効果・効能があることが、研究により明らかになっています。ビタミンCやコウジ酸など、美白効果・効能で有名なものと比較しても、特に、アスタキサンチンは優れているのです。
美肌への近道は、必要以上に増えてしまう活性酸素(一重項酸素)とどう向き合っていくかが、一つの重要なカギ。
そのカギを解く方法としては、アスタキサンチンを含む食品(食材)やサプリメントからの摂取、皮膚に直接塗布することでダイレクトに吸収させるという2つの策が考えられます。
飲んでも塗っても高い効果・効能を出すとは、アスタキサンチンならではですね!
近年では、大学や企業などの各機関によって様々な研究が進み、活性酸素の攻撃を弱めて肌細胞の損傷を抑えるという、アスタキサンチンの特徴を活かした化粧品が多く見受けられるようになってきました。
中でも、富士フィルムの「アスタリフト」は、赤色をそのまま活用したものことで、大ヒットしたのですよ。
ある実験では、健常者の方を対象に、1日6mgのアスタキサンチン摂取を約1ヶ月半継続させることで、肌の水分蒸発量が減少し、潤いを保つ働きが確認されました。
この結果については、活性酸素を除去してコラーゲンやセラミドの保護に成功したことが大きく起因たのではないかとされています。
そして、実はもう一つ、アスタキサンチンには、美肌へと導いてくれるカギが存在するのです。一体何でしょうか?
それは、プロビタミンA活性です。
多くの方が知識としてお持ちのように、肌のシワやたるみというものは、年齢とともに表面にあらわれてきますよね。これは、コラーゲンの変性によるもの。
コラーゲン自体は20代から少しずつ下降線を辿り、40を過ぎれば、新たに作られるということはほとんどありません。
「それならコラーゲンを積極的にとればいいね!」ということになりますが、コラーゲンそのものを直接肌から取り入れるのは、実は難しいのです。
食品(食材)から摂ることももちろん可能ですが、多くの場合は体内の消化器官(胃)で分解されてしまいます。
では、どうしたらよいのでしょうか?
そこで、コラーゲン生成を促進してくれるというビタミンAに注目してみましょう。
ビタミンAというと美白成分が有名で、純粋なものはレチノールと呼ばれます。この成分は、肌のシワやしみなどをきれいにしてくれるとして、古くから認知されてきました。
「え、アスタキサンチンとビタミンAって別ものじゃないの?結局、ビタミンAを別に摂る必要があるっていうこと?」
いいえ、そうではありません。なんと、アスタキサンチンを摂取するだけで、ビタミンAのもつ作用を期待できるのです。それが、プロビタミンA活性です。
これまで、プロビタミンA活性を持つものはβカロチンだけで、アスタキサンチンをはじめとする、キサントフィル類には存在しないとされてきました。
しかし、アスタキサンチンが発見された1980年代に、その常識が一転し、プロビタミンA活性が認められたのです。
このプロビタミンA活性、非常に優れた性質を持っており、体内にビタミンAが不足しているとすれば、ビタミンA(レチノール)として、その必要がないときは、カロテノイドとして働きます。
そのため、ビタミンAを過剰にとってしまうことによる副作用等の心配は一切なく、アスタキサンチンの摂取によって、先にお伝えさせていただいた「抗酸化作用」と「ビタミンAの作用」と双方を期待できるのです。何とも、おいしい話ですよね!
実際、妊娠中の方は、ビタミンAを取り過ぎてしまうことで、胎児への影響も懸念されていると言いますから、該当される方は、天然のアスタキサンチンを取り入れてみてはいかがでしょうか?
以上のことから、美肌のためには、体内にアスタキサンチンを摂取することはとても大切です。
さらに、身体の外側からも吸収することで、より一層の美肌効果・効能を大いに期待できる、最強の成分を、ぜひ実感していただきたいと思います。
特に、ナノ化を用いて作られた化粧水や保湿クリームなどの化粧品は、肌への浸透力が高まり、その効果・効能を実感しやすいので、その点についてもチェックしてみてください。
ダイエット効果
「結果をきちんと感じられるダイエット方法はないの?」
というお悩みを持っていらっしゃる方、アスタキサンチンを食生活に取り入れることを強くおすすめします!
アスタキサンチンには、身体を動かすときに必要とされるエネルギーを得る際、糖よりもまず脂肪を優先して利用するという働きがあり、体脂肪の減少へとつながるからです。
ダイエットに挑戦しても、「思うように体重が減らない」という方も多いかと思いますが、これは、代謝率が低いために脂肪が燃焼しにくいという体質が原因となっているのです。
ところで、太りやすい方の特徴について考えたことはありますか?
一般的には、もともとの脂肪細胞の数が多かったり、脂肪細胞のサイズが大きかったりということが関係しているのですが、アスタキサンチンを摂取することで、脂肪燃焼効果・効能を高めてくれます。
世の中には、様々なダイエット方法が存在しますよね。それによって、一時はものすごく体重が減ったという方も多いと思います。でも、気づいたらリバウンドしてしまっていた…そんなことがあっては、せっかくの苦労が水の泡ですよね。
そもそも、なぜ、リバウンドが起こってしまうのでしょうか?
答えは簡単で、先程もお話いたように、根本である体質の改善ができていないからです。
体質改善と聞くと、何となく根気が要りそうで、尻込みしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、アスタキサンチンを摂るということを続けることで、過度な負担なく実現することができます。
実際、肥満にあたる方を対象に、2ヶ月間、アスタキサンチン有りの飲み物とアスタキサンチン無しの飲み物を飲み続けるという実験では、アスタキサンチンを摂取した方は、内臓脂肪と皮下脂肪の両方が減少したという研究結果も報告されました。
身体がエネルギーを欲しているときに蓄積している脂肪を優先的に消費することで、ダイエットがはかどります。そして、アスタキサンチンの摂取をさらに継続していくことで、効率よく脂肪を燃焼する体質になっていくのです。
肥満・糖尿病予防
肥満には、代表的に以下の2つがあります。
- 皮下脂肪型肥満
- 内臓脂肪型肥満
女性に多いとされる皮下脂肪型肥満は、下半身に脂肪がつきやすいというものですが、一方の内蔵脂肪型肥満は、腹部を中心とした上半身に脂肪がついているものとなります。
メタボリックシンドローム、いわゆるメタボに該当するのは、内蔵脂肪型肥満の方です。
この内臓脂肪型肥満、具体的な症状としては、体内において活性酸素を生成し続けるということが非常に危険です。肥大化した脂肪細胞は、メタボの症状を悪化させてしまいます。
どうしたらよいのかわからない難敵である脂肪の蓄積。アスタキサンチンの成分は、またしても効果・効能を発揮してくれます。
突然ですが、脂肪細胞から出るホルモンの一種である、アディポネクチンというをご存知でしょうか。アディポネクチンとは、糖尿病をはじめ、動脈硬化や高血圧といった生活習慣病に役立つ善玉物質を指します。
肥満は、このアディポネクチンと深い関わりがあるとされており、メタボに該当する方は、アディポネクチンの分泌量が少ないという研究結果が報告されました。
しかし、長期的にアスタキサンチンを摂取することで、アディポネクチンの分泌を増やすことができ、メタボの改善へとつながるのです。
一般的に、メタボの方は、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病にもかかりやすくなるとも言われていますが、血液中に適量のアディポネクチンがあれば、予防にも役立つということもわかっているのです。
現に、アスタキサンチンを摂取を継続して行った方は、糖尿病の目安とされるHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の数値の改善されました。
それは、適量のアディポネクチンが確保されることで、AMPキナーゼという酵素が活性化し、脂肪を燃焼しやすい環境が作られて、血糖値が下がるためです。
メタボの場合、血液中のブドウ糖をエネルギーに変換することができなくなって血糖値の上昇してしまうという、糖尿病の発症リスクが高まります。
いざ、糖尿病になると、糖化タンパクが増え、最終的にAGEという物質に変化していく過程で大量の活性酸素を発生させてしまうのです。
この活性酸素によって健康な細胞までも破壊されてしまい、心筋梗塞や腎不全、脳血栓といった他の病気も引き起こしてしまう危険性がありますので、活性酸素除去をしっかりと行ってくれるアスタキサンチンを日頃から取り入れ、予防をするように心がけてみてください。
アスタキサンチン摂取の他に、健康の土台となる規則正しい生活習慣は非常に大切ですから、暴飲暴食を止め、適度な運動も忘れずに行うことを忘れないようにしましょう!
アレルギー改善
アスタキサンチンにはヒスタミンが原因となるアレルギー症状を軽減してくれる作用があります。そのため、痒みの防止にも効果的です。
強い痒みを発症させるアトピーの方、寝ようとしても無性に痒くて深い眠りにつけないことがあるほど、本当に辛いですよね。
近年では深刻な社会現象ともなっている、アトピー性皮膚炎のそもそもの原因は、大気汚染やシックハウス、花粉、ハウスダストなど様々であるとされています。
ヒスタミンとは、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、花粉症などの症状の原因となる化学物質であり、多くのアレルギーはこのヒスタミン系統のもの。
具体的には、アレルギーを引き起こす物質から身体を保護すべく、ヒスタミンと言う物質が体内で大量にはっせいするために発症します。
一般的には、抗ヒスタミン剤という薬の投与によって対処していくのですが、アスタキサンチンには、ヒスタミンの分泌量を抑制し、体内に存在するヒスタミンを無毒化するという働きがあるため、アレルギー改善をはかることが可能です。
すでに、アレルギーによる湿疹が発症している場合、一般的には、ステロイド剤が有効とされています。
しかし、抗ヒスタミン剤は服用後に眠くなってしまうことがあるため、日常生活に支障をきたすことが考えられます。
また、ステロイド剤の場合は、色素沈着が残ってしまったり、使用を継続することで、薬が効かなくなってしまうという欠点が出てきてしまうのです。
アスタキサンチンにおいては、そのような心配は必要ありません。つまり、アスタキサンチンを摂取することで、副作用が懸念されるような薬に頼ることなく、痒みを抑えることができるのです。
痒みに耐えきれないという方は、ぜひ、アスタキサンチンの力を借りてみてください。
疲労回復効果
身体に疲労が溜まると、何をするにも億劫になってしまうというような経験、誰もが持っていますよね。年齢を重ねると、尚のことかと思います。
そこでおすすめしたいのが、アスタキサンチン。アスタキサンチンの持つ強力な抗酸化作用が疲労回復を早める働きをしてくれるため、こういった悩みの改善に役立つとされているのですよ!
一言で疲労と言っても、肉体的なものと精神的なものの2つが考えられます。アスタキサンチンはその双方に効果・効能があるというから、驚いてしまいますよね。人間が生活していく上で、必須の栄養素と言えるでしょう。
そして、このような疲労を感じさせてしまうところにも、活性酸素の存在が大きく影響してきます。
例えば、マラソンなどの激しい運動をすると、大量の酸素を消費するとともに体内の活性酸素が増加しますが、その結果、細胞組織や神経細胞などが損傷してしまうのです。
しかし、この活性酸素を除去してしまえば、その根本を解決できるわけですから、必然的にパフォーマンス力アップへとつながっていきます。
また、非常にデリケートとされる脳へも栄養を運搬できるアスタキサンチンには、活性酸素の除去とともに糖の利用を抑え、脳疲労による疲労感を軽減してくれるという効果・効能もあるのですよ。
「最近、何だか疲れる毎日だわ」という方、今よりもさらに生活の質を向上させてたいという方、ぜひ、アスタキサンチンの成分を取り入れるようにしてみてください。
脳機能改善
アスタキサンチンには、脳機能改善効果・効能もあるとは初耳ですよね。これは、年齢問わず、多くの方にあてはまるのですよ。
まず、日々勉強に追われている学生さんや、資格の取得に励んでいる社会人の方々へ。アスタキサンチンを摂取することで、集中力や記憶力が高まる効果・効能を期待することができます。
いざ、取り組もうと意欲を持っていても、中々行動に移せていない方は、アスタキサンチンの摂取をぜひ試してみてください!
そして、認知症予防にも効果・効能を発揮します。物忘れの症状がある方を対象に行われた実験では、アスタキサンチンの摂取によって認知能力テストの結果が改善したという報告があるのです。
いつまでも若々しくいるためにも、脳を鍛えることは大切です。アスタキサンチンの特性を有効に活用し、生活力の向上に役立ててみてはいかがでしょうか?
ストレス軽減効果
私たちは、日常生活の中で様々なストレスを抱えていますよね。人間関係をはじめとするトラブルもそうですし、紫外線などの環境要因によっても、ストレスが発生します。
ストレスを0(ゼロ)にすることは非常に困難です。不可能と言っても過言ではありません。しかし、日々の生活を少し気にかけてあげるだけで、軽減させることは十分に可能なのです。
ストレスによって、人間の身体では交感神経が活発に動き出し、全身の血管が収縮していきます。緊張によって震えが起こるというような例を思い浮かべていただくと、わかりやすいのではないでしょうか?
この状態、実は血流が悪いということに値するので、当然、身体にとっては好ましくないですよね。
そして、収縮した血管が元に戻ろうとするとき、体内では大量の活性酸素が生成されてしまいます。
一定の量をオーバーした活性酸素は、老化をはやめたり病気を引き起こしたりと、身体にとって毒になりますから、できるだけ早く対処してあげなければなりません。
アスタキサンチンには、活性酸素を除去する際に、他の栄養素よりも優れた抜群の効果・効能を発揮することができます。そのため、アスタキサンチンの摂取を心がけ、体内に取り込むことで、ストレスを軽減させることにつながるのです。
動脈硬化抑制
血液内の様々な栄養素を、身体の細部まで運ぶ動脈。この動脈が固くなってしまうことを動脈硬化と言います。
そうなると、活性酸素によって有害物質に変化した酸化LDLコレステロールが血管壁にドロドロと付着したり、コブができてしまったりと、血管内に障害ができて変形してしまい、血流も圧迫され、症状はさらに悪化してしまうのです。
他にも、動脈硬化が影響して、体内のあらゆる部分に危険が訪れることがあります。
脳梗塞や脳出血、心筋梗塞など一度は耳にしたことがあるかと思いますが、これらの病気も動脈硬化によって発症すると言われている代表的なものなのですよ。
ズバリ、アスタキサンチンには動脈硬化を抑制する効果・効能があります!アスタキサンチンの抗酸化力によって活性酸素を除去してあげさえすれば、血管の老化を防ぐことへとつながるからです。
また、脂肪細胞から分泌されるサイトカインという炎症物質も、動脈硬化に影響を与えていますが、アスタキサンチンには抗炎症作用もあるため、こちらに対しても有効に働いてくれるのです。
動脈が固くなると、血液を上手く送り出せないため、心臓にも負担がかかってしまいます。動脈硬化を未然に防ぐためにも、アスタキサンチンを摂取するようにしましょう!
がん予防効果
私たちの身体の付き物である、活性酸素。特に、毒性が強いとされているのが、通常の酸素が紫外線などの光エネルギーを受けて発生する、一重項酸素というものにあたります。
体内で一重項酸素が発生してしまうと、タンパク質やDNAと反応し、細胞を損傷させると言います。免疫力が低いときにこの状態に陥ってしまうと、癌細胞が生成されてしまう危険性があります。
つまり、一重項酸素によって体内組織の酸化が進んでしまうと、癌細胞発生のリスクが急激に高まってしまうということになりますね。
しかし、アスタキサンチンには抜群の抗酸化力があります。
抗酸化作用によって活性酸素を除去することが可能ですから、がん予防のためにも、継続的にアスタキサンチンを摂取することをはじめてみてはいかがでしょうか?
加齢臭改善
アスタキサンチンには、加齢臭を抑えるという効果・効能もあります。
加齢臭の主な原因は、ノネナールという物質と言われていますが、皮脂腺中のパルミトオレイン酸という脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことで発生するとされています。
実は、ここでも、活性酸素が大きく関係してきます。過酸化脂質は、この活性酸素の増加に比例するので、本当に厄介ですね。
パルミトオレイン酸は、年齢とともに含有量が増えていくため、比較的多くの年配の方が、悩みを抱えていらっしゃるというわけです。
でも、もう大丈夫です。アスタキサンチンには、優れた抗酸化作用がありますから、継続的に摂取していくことで活性酸素をしっかりと除去し、最終的には、ノネナールの発生を抑制させることができますよ!
もちろん、基本的な生活習慣の見直しは必要です。暴飲暴食や過度な飲酒、喫煙はできるだけ避け、身体を労わってあげることも忘れないようにしてくださいね。
まとめ
このように、アスタキサンチンによる抜群の抗酸化作用を利用して身体のアンチエイジングを行い、健康を維持していくことで自然と病気の予防にもつながっていきます。
ただひとつ、注意していただきたいのは、効果が十分に発揮される前に摂取を止めてしまうということです。
どのような成分でも、効果のあらわれ方というのは、個人個人で異なります。たとえ、1~2週間続けた段階で思うような結果が得られなくても、「効果なし」と決めつけず、さらに長い期間を見据えて継続してみてくださいね!
コツコツと努力を積み重ねていくことが、何事においても大切なのです。
アスタキサンチンを摂取する上での「具体的な食品・食材例」および「摂取量の目安」については、以下で詳しく説明していますので、こちらも参考にしてみてください。
▶アスタキサンチンの摂取量の目安と副作用についてまた、「サプリメントで摂りたい」という方のために、こちらではおすすめの商品を厳選していますよ!
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